オビスポ・エドガー・李のそれぞれのハードル (2/4,102010,17)

・オビスポの場合

ライバル：グライシンガー（昨年の成績：13勝6敗，防御率：3.47），ゴンザレス（15勝2敗，2.11）

クルーン（1勝3敗，27セーブ，1.26）

ハードル：先発なら15勝で防御率３点台前半が見込めること，リリーフなら25ｓで防御率１点台前半が見込めること．

予想：かなり厳しいハードルだが，クルーンが開幕に間に合うかどうか微妙なので，クルーンに無理をさせないことも兼ねて，春先は１軍登録されるのではないか？山口が先発に転向した分，リリーフが手薄なので，リリーフでの適性をもう一度チェックするような気がする．

・李の場合

ライバル：亀井（昨年の成績　打率.290，25本塁打，71打点），エドガー（不明）

ハードル：本塁打30本，80打点，打率３割前後が見込めること．

予想：小笠原の守備での負担軽減と，大田・中井をサードで使いたい含みがあるので，サードから１塁に回ってくる可能性がある小笠原までライバルとなってくる．左の代打枠のライバルには高橋由も入ってくるだろう．加えて，この2年間の不振もあるので，紅白戦およびオープン戦で相当打ちまくらないと苦しい．

・エドガーの場合

ライバル：李（.229，16本塁打，36打点），古城（.251，2本塁打，18打点），脇谷（.268，2本塁打，16打点）

ハードル：セカンド守備が普通にできることを前提として，打率：2割7分，20本塁打が見込めること．

予想：日本での実力は未知数だが，セカンドが巨人の弱点だったこともあり，ハードルはかなり低い．加えて，セカンドではなくサードを若手枠にしようという首脳陣の発想もあるので李よりはかなり有利．李より２才年下で，内外野すべて守れるというのも，今まで木村拓が占めていた「便利屋枠」が狙えて有利．まあ，紅白戦とオープン戦次第．