開幕9試合を終えて:捕手・野手評価
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元大阪爺
2010年04月05日 13:00 visibility98
捕手については、開幕時に阿部・鶴岡・市川の3名が登録されたが、山口が上がって来た3日に市川が落ちて二人体制となった。今後、また、3人体制になると思うが、基本的に阿部・鶴岡の二人が中心ということに変わりはない。9試合中8試合阿部がスタメンで、西村健が先発した時(5試合目)に鶴岡がスタメンだった。どちらもバッティングは順調である。相手チームにとっては、阿部7番というのは脅威だろう。
野手については、坂本・松本が絶好調、長野が好調、小笠原・ラミレス・エドガーがまずまず、高橋・李が今一つ、亀井が絶不調という所だろうか。特に、松本は、打率5割もさることながら、盗塁(7個)および長打率(7割弱、本塁打は0だが打球が外野の間を抜けるようになった)で昨年とは格段の進歩を見せている。1・2番が絶好調な上に足が使え、3・4番がまずまずなので得点も多い(セリーグで1位)という結果になっている。特に広島戦で、ラミレス・小笠原に当たりが戻ったのが大きい。エドガーについては、打率こそ2割5分だが、四球をよく選んでいる結果、出塁率が3割5分を越えている。じっくりボールをみている感じで派手さはないが、今後に期待させる内容である。
1塁候補が、李・高橋由・亀井と3人もいるのは不自然なので、3名の内の1名が2軍に落ちるだろう。今の所一番落ちそうなのは亀井である。
その他の選手では、開幕1軍の中井は残念ながら代打のチャンスも与えられずに3月31日に西村健と入れ替わりで2軍落ち。守備固め要員の寺内も脇谷と入れ替わりで1日に2軍落ちで、なんだかんだといっても、脇谷の打撃を原監督は買っているということがわかる。
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