阪神さん,やろうと思えばグライシンガー取れるかも?

本日,日本シリーズはお休みなのでストーブリーグネタをひとつ。


 


グライシンガー(34)・ラミレス(35)・クルーン(36)の2007年(オフ)入団3人組は,いずれも今年が2年契約終了年で契約更改があります。ゴンザレス(31)も1年契約のはずですから今年契約更改があります。


この4人の中でチーム編成上最も必要と思われるラミレスについては,すでに,過去2年の年俸と同じ5億円2年契約(2010−2011年)で内定済みという報道が流れました。ゴンザレスの年俸は今年3千万円でしたが,大幅増になることは間違いないでしょう。1.5億円は越えてくるように思います。また,クルーンは,以前,2009年での引退を示唆していましたが,今年はケガはあったものの,スライダーを覚えて安定性が増しました。抑えとしての重要性は変わらず,球団は慰留した上で契約の延長を図るでしょう。


 


問題はグライシンガーです。去年は17勝9敗,防御率3.06で最多勝でしたが,今年は13勝6敗で防御率3.47で終盤はヒジ痛で出場できなくなり,CSの出場もなく,日本シリーズもおそらく登板はありません。ヤクルト時代の2007年の防御率2.84も考慮すると,徐々に防御率が下がってきていることも気になります。加えて,2年前は手薄だった右の先発投手に,上述のゴンザレス(15勝2敗,防御率2.11)が入り,東野(8勝8敗,防御率3.17)・オビスポ(6勝1敗,防御率2.45)が台頭してきて,グライシンガーの重要性は以前より薄れていると思います。外国人投手枠は3人なので,グライシンガー・オビスポ・クルーン・ゴンザレスの中の一人は出られません。オビスポは25才と若く伸び盛りで,現時点の勢いはグライシンガーを上回っています。


 


巨人の選手の人件費は,グライシンガー(34)・ラミレス(35)・クルーン(36)の3人が入った2007年オフに大幅に増え(推定53億円),2008年オフになって7億円程度節約したもののまだ2007年以前よりは多い状態が続いています。今年は優勝したので,日本人選手の給料も基本的に上げなくてはなりません。そんな中で,来年はヒジ痛もあって,オビスポの控えになるかもしれないグライシンガーに,それほどお金を出せるとは思えません。現状(推定年俸2.5億円)を値切る可能性もあると思います。そこに阪神が阪神マネーで「誠意」を見せれば・・・,巨人からグライシンガーを「強奪」できる可能性は十分あると思います。2年前にヤクルトからの争奪戦に敗れたリベンジにもなりますね。キャッチャーで城島,投手でグライを取れば,外部補強としては完璧に近いものになると思います。どうします?阪神さん。

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