巨人ドラフト戦略-4:投手およびまとめ(61705,5)

巨人のレギュラーシーズンで先発した投手は
右:グライ(34歳)・ゴンザレス(31)・木佐貫(29)・久保(29)・福田(26)・オビスポ(25)・東野(23)
左:高橋尚(34)・内海(27)

右の先発投手は厚みがありますが,左は薄いです.また,高橋尚は海外移籍可能なFAを取得しており,今シーズンオフの動向は微妙です.

リリーフした投手は
右:豊田(38)・クルーン(36)・越智(26)・M中村(33)・栂野(25)・西村健(24)・木村正(23)・野間口(26)
左:藤田(37)・山口(26)・深田(26)・金刃(25)・古川(24)

右は人数が多いようですが,M中村は今年はまったくだめで西村健は故障,木村正も怪我をして野間口・栂野には成長が見られず,結局越智に負担がかかりました.豊田(38)・クルーン(36)は年齢的には今後多くを望めません.
左は,山口以外の中継ぎを増やすべく,深田・古川を試しました.ある程度の成長はみられたもののまだ不十分で結局山口に頼ることとなりました.終盤でようやく金刃に目処がついた程度です.

結局,左の先発投手,左右の中継ぎ投手が補強ポイントとなります.


 


ただ,怪我が治った辻内(2005年高卒ドラフト1位,22歳)は,今年1年,ほぼ2軍のローテーションを守り結果を出しました(7勝4敗,防御率2.69).ドラフト上位の大卒左腕レベルだと思います.ただし,怪我を考慮すれば(連投が必要な)中継ぎではなく先発で使いたいでしょう.

また,22歳以下には,育成も含めて11名もの投手がいる一方,23-27才にも17名の投手がいます.その分,ルーキーの投手を育てる手間をあまりかけられないので,年齢が上でも完成度の高い投手を必要としそうです.

整理すると,即戦力の中継ぎ投手が補強ポイントとなります.

以上も含め,今までのドラフト戦略1-4をまとめると



一位:長野:右の強打の外野手


二位以下で,リリーフタイプの即戦力投手(できれば左腕),左の強打の外野手



という方針でドラフトに臨むと思います.

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