セCS2を振り返って (59555.7)
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元大阪爺
2009年10月25日 17:07 visibility150
江川も言ってたようですが,中日ブランコの1塁守備をバントで徹底的につきましたね.昨日の初回の先制につながった松本のバントもそうですし,谷の満塁本塁打につながって亀井のバントもそうでした.両方とも,ランナー2塁にいましたから,普通3塁側にするはずなのに,あえて1塁側にバントしていました.第2戦でも,古城のセーフティーバント,オビスポのプッシュバントともに1塁側で両方ヒットになり,大道の2点適時二塁打につながりました.ブランコの動きそのものより,ブランコ・荒木(2塁)・投手の3人の連携がちぐはぐでしたね.レギュラーシーズンではやっていなかったことなので,これは効いたと思います.こんなこと思いついて組織的にやらせるのは伊原コーチしかいないでしょう.恐ろしい人です.
CS2の先発個人予想について.巨人も中日もほぼ完璧に当たりました.ちょっと鼻高々.
CS2の巨人の捕手・野手予想について.これもおおむね当たっていたと思います.スタメンは4試合とも,相手先発投手の左右に関係なく,私の個人的希望である
1.坂本(遊),2.松本(中),3.小笠原(三),4.ラミレス(左),5.亀井(一),6.谷(右),7.阿部(捕),8.古城(二)
で行ってくれてこれはうれしかった.
捕手はグライの先発がなくなって鶴岡のスタメン先発がなくなったことと,亀井・李が1軍に戻ってきて「阿部1塁」の選択肢を使う必要がなくなったので,阿部・鶴岡の二人制にしましたね.
野手の控えは,李・木村拓・脇谷・大道・鈴木尚で捕手も入れて14名.残り2名は工藤・寺内で守備重視でした.細かいことを言えば,初戦・2戦目については,投手を11名と1名減らしておいて,その分,小田嶋をいれて対左投手(小笠原・チェン)用の代打要員にしていました.結局使いませんでしたけど.第3戦以降は,相手左投手の先発がなくなったので,小田嶋を落として高橋尚を上げて投手を12名に戻しました.このように,相当細かくいろいろなことを想定して1軍枠を考えていたように思います.ついでにいうと,日本シリーズは,1,2,6,7戦でDHがあるので,対右腕で李,対左腕で小田嶋のスタメンがあるかもしれません.
投手の調子について.先発については,ゴンザレスも初回を除いてはまずまずでしたし,オビスポ・高橋尚・東野もよかったと思います.東野は,5回降板しましたが,亀井の1塁ゴロエラーと,松本の目測誤りの(荒木の)ヒットがなければ続投していたはずで不運でしたね.リリーフについては,山口・豊田・クルーンは良かったし,越智も最終戦を良いイメージで終えられました.初戦で投げた,野間口・金刃の内容も良かったです.結局,登板した投手でM中村以外はよい感じで日本シリーズを迎えられると思います.
打線の調子について.不調だった谷にも一発が出ましたし,おおむね良い感じでCSを終えられました.つながりも粘りもある良い打線になっていると思います.加えて,大道・脇谷のCSでの活躍によって,日本シリーズに向けて左右の代打の厚みが増しました.
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