勇退と解雇

昨日のKスタ宮城での野村監督の観客へのメッセージで「解雇」という言葉が使われて何か違和感がありましたが,その点がDIMEさんの解説で明快になりました.


 


今回のケースは,従来なら「勇退」という言葉が使われていたからです.実情は同じかもしれないけれど,「勇退」という言葉はプロ野球に「夢」を残すのに対し,「解雇」という言葉は,プロ野球に「現実の生々しさ」を持ち込みます.ファンはプロ野球に「夢」を求めているのであって「現実」なんて見たくないのにね.


 


そりゃ楽天球団側にも問題はあったろうが,ノムさんにも責任はあると思う.長嶋さんは,第1次長嶋政権(1975-1980年)の終了時,事実上の解任であるにも関わらず,「男のけじめ」という言葉を使って「夢」を守った.


 


一連の騒動で,ノムさんの株は上がったかもしれないけど,楽天球団の株は下がったし,プロ野球の株も下がったと思う.次の楽天の監督も大変だし,来シーズン以降の楽天の選手も大変だろう・・・.


 


ノムさん,あんたは結局,ファンのことよりも選手のことよりも自分のことを考えてる.それでは,いつまでたってもあんたは「月見草」や.それも自ら「ひまわり」になることを拒否した上での「月見草」や.


 


 

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