巨人-中日戦力比較 (37951,90,848)

もうちょっと寝ててほしかったのですが,中日が上がってきちゃいました.さすがは落合監督.


ということで現時点での巨人との戦力比較など行なってみたいと思います.以降,敬称略です.


 


先発投手陣


中日:吉見(右),チェン(左),川井(左),朝倉(右),小笠原(左),中田(右)


巨人:ゴンザレス(右),グライ(右),内海(左),東野(右),高橋尚(左),オビスポ(右)


左右のバランスは,中日が右3-左3で巨人が右4-左2で,どちらもよろしい.表3人(最初の3人)の安定度では中日が少し上だけど,後ろ3人の安定度では巨人が少し上のように思われ互角という感じ.中日は吉見・チェンの台頭で川上の穴を完全に埋めました.巨人は,クルーンが普通の調子なら,いずれオビスポを降格させねばならず,その点は頭が痛い.


 


勝ちパターンリリーフ陣


中日:河原(右),浅尾(右),岩瀬(左)


巨人:山口(左),越智(右),クルーン(右)


春先は,中日は,河原がおらず,浅尾が先発に回っていたので,岩瀬につなぐまでの部分が大変弱く,その部分で巨人がリードしていたのですが,河原の台頭(復活)と浅尾の中継ぎ復帰で強くなりました.他方,巨人は,山口・越智にやや疲れが見えるのと,クルーンが復帰したものの豊田が降格したので春先ほどの元気はありません.結果としてここもほぼ互角.


 


野手(1,2番)


中日:井端・荒木


巨人:坂本・松本(鈴木)


荒木・井端が復調してきた一方,巨人は坂本の調子がやや落ちてきて,松本に荒木ほどの経験もないので,現時点では中日がやや上かな.


野手(3−5番)


中日:森野・ブランコ・和田


巨人:小笠原・ラミレス・亀井


ここも森野の復調とブランコの成長で中日が上積みしたのに対し,巨人は李が2軍落ちしてしまい戦力減です.したがって,春先当初は巨人がリードしていたのに,今や互角.とにかく,ブランコ(4番)を短期間で育ててしまった中日首脳陣に脱帽.


捕手


中日:谷繁・小山


巨人:阿部・鶴岡


谷繁が復帰したのと,阿部のケガ(鶴岡もケガ?)で春先の巨人のリードがなくなりました.昨日の阪神戦では第3捕手の加藤がずっとマスクをかぶり,阿部だけでなく鶴岡も代打にすらでてきませんでした.阿部・鶴岡が出場できないようですと,短期的には中日有利です.長期的には,中日はまだ,谷繁(39才)の後釜問題を解決していませんが・・.


 


・春先は,勝ちパターンリリーフ陣(中継ぎ),クリーンアップ,捕手の3点で,巨人が中日をリードしておりそれが交流戦前までの中日戦の勝ち越し(7勝2敗)につながっていたように思います.しかし,上述のように,その3つの差はなくなりました.捕手に関しては,巨人は今や不安を抱えており,その分を考えると中日の戦力が現時点では若干上回っているかもしれません.ということで,巨人にとってはこれからシビアな戦いが続きそうです.


 


 


 


 

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