野口（巨人）の7500万円減にはびっくりした。

 野口（巨人）が７５００万円減（75％減）の年俸２５００万円で来季契約更新（http://www.sanspo.com/sokuho/071123/sokuho039.html） とのことで、これにはびっくりしました。これは限度額（確か25％）を越えているので、「呑まなければ首」という含みがあったはずです。野口が戦力外にな る可能性が高いとしたDIMEさんの予想（たとえば、10/28の日記）は半ば当たっていたといえるでしょう。

今年の野口の成績は

　31試合、29回、１勝1敗、防御率4.30、28奪三振、34被安打、20四球

で す。まあ、ありていにいって、リリーフででて、１イニングにつき、１安打・１四球を与え、三振をひとつとる投手ですな。ひやひやしながら抑えるか打たれて 点をとられるかで、今年の夏以降の野口のイメージに良くあいます。でもFAできて、昨年はだめでしたが（１試合、３回、自責点３、防御率9.00）、今年 は春先好調で、（先発型投手およびFA選手のプライドを捨て）リリーフに回ってよい結果を出していました。リーグ優勝もしたので10％減くらいでお茶を濁 すと思っていました。悪くとも新たに獲得した藤田の額（55百万円〜7千万円）を下回ることはないと思っていました。大体、FA選手に対して、巨人はずい ぶん気をつかってきましたからね。前田なんて、2006年は、28試合、23回、勝ち負けなし、防御率7.23、15奪三振、32被安打、３四球でも 2007年の年俸は8千万円くらいもらっていたはずです。ところが75％減でした。

　野口の人の良さにつけこんだのか、野口の状況が非常に悪いのか、FA選手に対する待遇をかえたのか、査定そのものをかえてきたのか（たとえば、固定給部分を少なくして、出来高を多くする等）、今後の巨人の選手の年俸更新に注目したいと思います。