巨人ゴンザレス「投手」獲得

D.ゴンザレス投手であって、Lゴンザレス内野手でも、Gゴンザレス（巨人時代登録名GG、故人）でもありませぬ。先発が手薄かなと思っていたらやはり補強してきました。率直に言って、門倉の代わりだと思います。これで、巨人の支配下選手は65名。まだ、5名も空いています。

　不況の影響か、日本人FA選手も含めて、メジャーの各球団の陣容確定が遅れていたようなので、３Aも含めて「余剰選手」がわかるのはこれからでしょう。上原・二岡・清水等の高額年俸選手が抜けたので、（李・グライシンガー・クルーン・ラミレスの年俸が変わらないとすれば）、概算で9億円くらい選手の人件費が昨シーズンより圧縮されていて、これは全体の20％近い額です。また、清武巨人球団代表は、「今年のFA選手は取りにいかない。」という趣旨の発言をしただけであり、「外国人選手を取らない」といったわけではありません。枠だけでなく金にも余裕があるように思うので、これからも外部補強があると考えるのが普通だと思われます。

　もし、今後外部補強がなければ、巨人の「選手整備」の方針が本当に変わったのでしょう。その場合の理由は半分が育成哲学の変更、残り半分（以上？）は、（地上波放送激減等による）収入減だと思います。いくら巨人でもない袖はふれませんからね・・・