グライシンガーが1.8億円減で契約更改 (12/21，203413, 野球35，総合91）

グライシンガーが1.8億円減の8千万円で更改しました．
今年は，ケガのため，6試合に先発したのみで，21回1／3を投げて0勝2敗，防御率5.48でした．昨年の25試合13勝6敗防御率3.47，一昨年の31試合17勝9敗（最多勝）防御率3.06に比べるとひどい成績で，今年優勝を逃した最大の要因だと思いますが，先発に不安を残す巨人としては，切れなかったと思います．ヤクルト時代を含め，3年連続10勝以上で，2007-2008年と最多勝の投手ですからね．したがって，代理人との攻防は結構熾烈だったでしょうし，よく1.8億円下げられたなと思いますね．

　これで，今年の年俸で1億円を越える選手で，まだ契約がすんでないのは，M中村（今年の年俸：2億円）のみとなりました．現状での（来年分の）選手年俸総額が約35億円で，今年の49億円から14億円減という状況です．M中村との契約を考慮しても12億円程度の選手人件費が削減される見込みです．これから，よほど大物外国人野手を獲得しない限り，来年の選手人件費は40億円を切りそうです．

清武さんの改革が，ついに，巨人の支出構造にまで及んできたように思いますね．