「さんまのまんまスペシャル」でわかる「清武-原」前の巨人と「清武-原」後の巨人 (1/10, 205252、野球6、総合16)
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元大阪爺
2011年01月10日 11:02 visibility489
毎年の正月で楽しみにしている「さんまのまんまスペシャル」に阿部・坂本・長野が出ていた。高卒2年目の2008年にレギュラーを取った坂本に対して、さんまが「先輩に恐いひとはいなかったか?いじめられなかったか?」などと言ったら、坂本が「そんな人は全然いませんでした。」という趣旨の答えをした(まあ、誰それが恐かったとは今の坂本では言えないだろうが・・)。同じ質問を阿部(2000年ドラ1、2001年からレギュラー)にしたら、「僕がルーキーの時は、すごい人がいっぱいいました、特に清原さんは恐かった。」と言って、ある晩、試合後に食事をしていたら清原から電話がかかってきて「3秒で来い!」と言われて慌てて清原のいる店に行った時の話をしてくれた。すでにできあがっていた清原は、上半身裸になって筋肉自慢をしてくれたとのことである。
2001年といえば、長嶋監督最後の年で、大物・くせ者選手がいっぱいいた。投手では工藤(38才)・斎藤(36)・桑田(33)・上原(26)がいて、捕手では村田真(38才)、野手では川相(37)・清原(34)・江藤(31)・元木(30)・仁志(30)などという選手がいたから、そりゃ大卒の22才とはいえ、阿部はびびりまくっていただろう。それはスター軍団である一方、若手としてはやりにくい環境であったに違いない。
2008年は、「清武-原」体制の3年目で、投手では豊田(37)と上原(33)ぐらい。野手では小笠原(35)・ラミレス(34)・谷(35)・高橋由(33)・李(32)と二岡(32)といたが、「恐さ」から言えば2001年の方が圧倒的に恐そうで、坂本の答えはそれなりに信憑性がある。若手としてやりやすい環境になったということだろう。そして、2011年では、この中の豊田・上原・李・二岡もいなくなっている。
かつて、DIMEさんが、若手の登用とは、「ベテランを切ること。」と喝破したが、「清武-原」体制でその作業をやってきた結果が、阿部と坂本のコメントに現れているように思う。ベテランを切れなかった長嶋巨人時代の2軍の状況については、舎人さんの過去の日記に詳しく載っています。
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