戦力伯仲がよいのか,図抜けたチームがあった方がよいのか-2→巨人抜きで星野さんの演出はなりたったか?
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元大阪爺
2013年11月06日 12:40 visibility399
昨年末もこのテーマで日記(http://labola.jp/diary/21754019)を書きました。「ドラフトバンザイ,戦力均衡バンザイ」の筈の朝日新聞の記事に,サッカーのJリーグを盛り上げるために「突き抜けた実力と人気を持つビッグクラブがあってもいい.」と書かれていたことが昨年の日記のきっかけでした。
すでに,舎人さんも書かれているように(http://labola.jp/diary/74635006),今回の日本シリーズは巨人が,星野さんの演出ネタにされていることに私も不快感を持っていました。まあ,しかし,最終戦で9回に田中投手を星野さんが登板させたとき,「星野さん,ここまでやるか?勝敗より演出を優先させるか?」とある意味感銘を受けました。勝つことだけに集中するのなら則本投手続投で全く問題なかった筈です。田中投手登板は,球場を盛り上げはしましたが勝敗を考えるとやる必要の無かった賭けでしょう。そこに,「星野復権」という打算を越えた「演出好き」の星野さんの一面をみた思いがしました。
プロ野球人気を盛り上げるためには「演出家」も必要だなと思った次第です。(ただし,今後,田中投手に故障が発生したときは,くそみそに今回の星野采配を叩く予定です。)
結果的に,見事に「敵役」を演じることになってしまった巨人でしたが,これが,「悪の帝国:巨人」であったから,絵になったわけで,いわゆる「ビッグクラブ」である巨人以外のチームなら,こういう見事な図式は描けなかったでしょう。もちろん,星野さんのことですから,別の演出を考えたとは思いますが・・・
1つのチームだけが強いというのは,確かに面白くないかもしれませんが,全球団がドングリの背比べというのも面白くないと思います。答えはその間にあって,これからもそれを捜していくことになるのでしょうね。
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