イタリア(ドイツ戦の)

モントリーヴォ、デロッシ、マルキ-ジオ、ピルロの中盤できた。みんな足元巧い。


守らずに、ボールを持つこと、イイ一発のパスをみんなが狙うことで


ゲームを支配しようという意図だね、きっと。


いいねぇ…準決勝で守り専門の中盤がいないっては★


 


モントリーヴォとマルキ-ジオはよく走ってた!マジ。


とくにマルキ。マーカーは大変だと思うよ、ホント。


バロテッリの2点目のときも、もうゴール前にいたからね。


ドイツではミュラーがこれやるんだけど、いなくて良かった…


前も書いたけど、この2人は試合の最後でも100mダッシュできちゃうから。


で、すぐに戻れる。プロ中のプロ。


 


そして、そのモントリーヴォとマルキ、カッサーノは、


ドイツDFラインを下げさせたり、CBをサイドに引っ張り出すのが巧かった。


ドイツのDFは、いったんペナルティラインあたりでラインをしくんだけど、うまく下げさせてた。


デロッシとピルロはあまり上がらずあくまで舵取り。


 


ようはドイツのMFを崩すのではなく、DFをいかに崩すか。


最終ラインのスペースをあけるか。それを徹底している感じでした。


で、ラインが高い時は、FWはキチンとラインに並んで裏を狙う。


 


イタリアのFWとMFは、ほんとに走りのタイミングと質、ポジショニングにメッチャ集中してた。


 


DFはそれ以上。


ドイツのMFやFWは裏をそんな狙ってこない。


サイドに人数かけるか、バイタルエリアで上手くボールを受けて素早く攻撃。


だから、イタリアのDFラインはペナルティエリアに入るか入らないかくらいでずっと保ててた。


だから、せーのでクロス上げられても、中央は人数いるし、ゴールまで距離もあるから怖くない。前半はそんな感じ。


後半は、さすがに2点もあるから無理せず上がらず、そして疲れも出てきたのか、ラインがペナルティエリア内にまで下がってしまった。


けど、かならず敵の前にポジションをとって、ほぼ跳ね返し。


 


ドイツはなぜクロスに固執してしまったのか…


後半最初のラームのシュートへの流れは良かったから、ああいうのをもっと仕掛ければ点入ったと思う。


あとは、ラインにならんだFWへの単純なスルーパス。クローゼ、ロイス、ミュラーならイタリアDFのかけっこに勝てるはず。


 


正直、5分5分の力関係だと思うけど、DFの崩し方では、イタリアが完全に勝ちだと思う。


大きな差はそこだけ。


あとはMFの走りの質とパスの種類の多さくらい。


 


決勝も、FWのほか、中盤の誰かしら2人がガンガン走って、裏をとれば、たぶん普通に勝てると思ってます。


 


このユーロのイタリアの戦い方は、本当に勉強になります!!

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