G大阪(2-0)千葉
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グランデトリノ
2006年08月08日 23:31 visibility52
後半30分になってただろうか。スコアは1-0で大阪がリード。
10分ほど前。大阪の7番が壁の右を低く巻き、GKの目一杯伸ばした左手をかすめて鮮やかなFKを決めていた。そのGKも5分ほど前には、同じ7番のPKを止めた。去年の11月のように。
今は千葉の6番がペナルティマークにボールをセットしている。
放たれたキックは枠を大きく超えた。
阿部勇樹が蹴って、決められなかったのなら仕方ない。
ゴール裏で観てるファンとしては甘いんだろうけど、僕はそう思ってしまった。
でも、今ここにいられることには、もう、十分なくらい感謝してる。
ちょっと前までは、僕らのクラブは、「どこへも繋がってないんじゃないか」と思ってた。
それでも、リーグで優勝争いの端っこくらいには参加できるようになってきて、
僕が子供の頃は夢にさえ見られなかった国内カップを制して、
ちゃんと、僕らの街も少なくとも東アジアまでは繋がっていたわけだ。(そこで終わりだとしても。)
それが確認できただけでも、この短い十年とちょっと、このクラブを観てきて良かったなって思う。
今日勝てなかったことは、物凄く残念だと思うし、もうこんなチャンスは2度とこないかもしれない。
でもこの気持ちよさも、悔しさも味わってしまったからには、子供の頃よりもっとバカみたいな夢も見られそう。信じたこの道の先は、それでもまだ、きっとどこかへ繋がっている。次は新潟。キモチを切り替えてどこまでも行くよ!
ちなみに大阪の2点目はバンド。(のはず)
右サイドから7番のクロスにニアで合わせられてしまった・・・。JEFのオフィシャルではマグノアウベスになってるけど・・・。どっちでもいいや。
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- 事務局に通報しました。
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