千葉(2-2)大連
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グランデトリノ
2006年08月06日 02:22 visibility58
GKは立石でもなく櫛野でもなくユース出身の岡本が登場。
もう6年目のベテラン(?)なのですが・・・。トップチームでの経験が少なく、ちょっぴり不安なこの親心。分かってもらえるかなあ。無難にこなしてくれればいいなあ、と思いつつ眺めてました。
観てて思ったのはキックの精度やスピードは立石や櫛野以上。肝心のセービングは今日の試合だけでは評価はまだ難しいところ。CKは1個危ない場面がありました。
そんなわけで大連戦。GK以外では巻・羽生・佐藤・斉藤を温存。ストイアノフはやっぱり怪我っぽくベンチ外。ちなみに羽生の替わりに工藤がスタメン!ユース出身のテクニシャンである彼に将来は彼に千葉の10番を背負って欲しいと個人的には密かに期待しているのだけど、今日観た感じだと・・・。
前半はお馴染みのいわゆる「走るサッカー」でチャンスを多く作りますが、クロスの精度が最悪。逆にあっ、という一瞬の隙を突いて先制され前半を折り返します。千葉は後半に羽生と巻を投入し、良いリズムでゲームを支配します。前半10分も経たないうちに楽山がドリブルで左サイドのペナルティエリアへ侵入しGKと1対1になりかけます。。。と、ここで大連のDFがペナルティエリア内で悪質なタックル。当然レッドが出されると思いきや・・・。なぜか警告。結果的に2枚目だったので退場ですが、あれはどう考えても決定的得点機会の阻止に該当するはずなので一発退場が妥当。ゴール裏がちょっと荒れ気味です。しかも主審はペナルティスポットを指さなかったので、FKにされたのかと思いました。あの位置でFKはありえないだろと思っていたらやっぱりPK。主審のジェスチャーが曖昧でやっぱりゴール裏は荒れ気味。
阿部勇樹がキッチリ決め同点。しかしまたすぐに突き放されます。なんであんだけオシム流の「走るサッカー」を攻撃時は実践できているのに、守備になると止まってしまうのか・・・。
しかし攻撃時の「走るサッカー」は水野を投入しそれでも加速。次から次へ、左サイドにボールがあれば自然と右サイドが駆け上がり、逆もまた然り。人もボールも動くからパスコースの選択肢が増えるわけです。後半20分の巻ゴールはその総集編。このゴールのために何人が動きました?ビデオ撮ってた人は巻き戻して観てください。確か右サイドから左サイドに振って、さらに左から右へ振って、水野→巻っていう手間隙かけた千葉らしいゴールの奪い方だったと思います。水野→巻の部分しかもう記憶にありませんが・・・。「手間隙をかける」というと遅いコネるサッカーをイメージされてしまうかと思いますがそうではなく、1つのゴールを奪うのに、その同じ瞬間に複数の選手が最適な行動を自分で考えて動くので一瞬の出来事です。あっという間にボールが回っていくのです。
その後も千葉は大連ゴールを脅かし続けますが最後のパスの精度が低いこと。そして過剰にパスを繋ごうとしてしまう(自分でシュートの責任を負わない)癖が少なからずともあって、まだまだな感じもしました。それだけノビシロもあるということなんだと思います。
早いもので火曜日はA3最終戦。千葉はG大阪と。
昨年の国内カップファイナルと同じ舞台で同じカード。燃えますね。
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- 事務局に通報しました。
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