我那覇選手の問題についてのJリーグのニュースリリース(※)
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けん坊
2008年02月14日 08:28 visibility41
うかつにも今日になって気づいたのですが、我那覇選手の問題に対してのJリーグの考えの一端を垣間見ることができるニュースリリースが先月23日に、Jリーグの公式HPに公表されていました。
(Jリーグ公式HPより)
http://www.j-league.or.jp/release/000/00002193.html
内容はまだ詳しく読んでいません。また、ゆっくり読んでみようと思っています。
我那覇選手の弁護団が、記者会見で公表したところによりますと「(我那覇選手の)処分通知は川崎フロンターレにのみ送付知され、我那覇選手宛の処分通知書は存在しない。」となっています。
しかし、Jリーグが申しますには「…スポーツ仲裁裁判所(CAS)の手続規則によれば、制裁処分を受けた者はその受領から21日以内に不服申し立てを提起しなければならないという提訴期間が定められています。その提訴期間を既に徒過しているにも拘わらず当リーグがこのCASにおける仲裁手続に応諾したのは、…」とあります。
もし、弁護団の主張が正しいものであるならば、手続を守っていない者が手続を語るというチョットまぬけな状態になってしまうように思いました。
流し読みした状態ですが、全体的な印象としては、なんだか「本当は相手にしなくても良いのだけど…」と、あまりやる気がないような感じ方をしています。
結びも「…粛々と対応してまいります。」と、なっています。
もっとも、ボクのひがみ根性によるものかも知れませんが、…。
でも、選手協会もチームドクター連絡協議会もこぞって「?」を投げかけているわけですから、もう少しとるべき対応というものがあるような気がするのですが…。
また、これも知らなかったのですが、現在CASの理事長は空席らしいです…。
昨年の1月に前理事長がお亡くなりになったとか…。来る4月3日に新理事長が選出されるようです。
(日刊スポーツより)
http://www.nikkansports.com/sports/f-sp-tp0-20080207-317984.html
1年以上も空席ということですので、このことは審理には全く影響がないものと思っています。
もう少し、CASに関する情報が欲しいと思ったりしています。分からないことが多すぎます。
でも、ハンドボールの問題もCASで仲裁があるようですので、もっと「CASとは?」という部分が明らかになるのではないかと期待しています。
我那覇選手の問題は、一選手・一クラブの問題ではないと思います。
Jリーグの組織としての健全性が問われているのではないかと思います。
今後も行方を見守りたいと思います。
※しばらくは、我那覇選手の件に関してのみ「日記」を書くことにしています。
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