ボクには、松崎康弘氏のお考えが分かりません。
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けん坊
2008年03月12日 08:29 visibility63
昨日の日記では、過激な表現を用いてしまったことを少し反省しています。
しかし、いまだに委員長様の真意を計りかねています。
委員長様とは、日本サッカー協会審判委員長の松崎康弘氏のことです。
1日に開催されたゼロックス・スーパーカップについて…。
まず、松崎氏は4日付の朝日新聞で以下のように述べていました。
(ボクの日記「Jリーグの今季の判定基準は家本氏!」(2008/03/04 07:39:14)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/61289/
1 判定の多くは正しかった。
2 PKのやり直しはしっかりやっていた。
3 ほかの主審たちが日常的に徹底できていないことが誤解と混乱の背景にある。
4 ゲームコントロールは悪かった。
5 毅然とした態度を持ち続けることや選手とのコミュニケーションが足りなかった。
これは「今季のJリーグの判定基準は、ゼロックス・スーパーカップでの家本主審の笛が基準になる」と、いうことを明言していたと解釈して差し支えない内容だと思います。
ところが、その後になって「ゲームコントロールが悪かった」の部分がクローズアップされ、なんと家本主審は無期限出場停止処分になりました。ここで、彼は以下のように述べています。
(ボクの日記「続けますか?辞めますか…松崎委員長の問いかけ」(2008/03/06 06:45:39)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/61528/
1 判定は正しかった。
2 対応は悪かった。
3 処分ではないが、頭を冷やす期間が必要。
4 そして、家本氏に「続ける?辞める?」と聞いた。
混乱は、さらに続きます。
信じられないことに、無期限出場停止措置(処分ではない)にした家本氏について、「Jリーグはダメだが、海外の試合はOK」になります。ここで彼の考えをまとめると、以下のようになります。
(ボクの日記「海外の試合であれば十分コントロールできる」(松崎委員長の見解)(2008/03/07 08:05:12)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/61654/
1 判定は、今季のJリーグの基準になる。
2 ゲームコントロール能力に欠けるので、Jリーグの笛は吹けない。
3 ゲームコントロール能力は、海外基準なので、アジア大会なら笛を吹ける。
そして、11日の朝日新聞の朝刊でのご意見。
(ボクの日記「後味を悪くしたのはあなたですよ。…委員長様」(2008/03/11 06:06:25)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/62205/
1 スーパーカップの後味は悪かった。
2 PKではないかと見える場面が2度あったが…。
3 選手は審判の判定を尊重していた。
4 試合の主役は選手。
5 試合を操ってはいけない。
6 人間として裁くことが肝要だ。
7 なぜか「英国」のこと。
まず、主審の穴沢氏を紹介するのに、わざわざ「主審はプロ審判のSR(スペシャルレフェリー)ではない穴沢さんだった。」というのはいかがなものなのでしょう。極めて不自然な印象を受けますし、「SRでないのに、こんなにすがすがしい試合が出来るんだ」と言いたいのか、「SRは判定の技術はスゴイが、人間味が無いんだ」と言いたいのか、国語のテストをされているような不愉快な気分です。
さらに「…選手は審判の判定を尊重して…」という部分も気になります。
ひねくれ者のボクには、暗に「レフェリングに文句をいうな!」というようにも受け取れます。
前回は、GKの曽ケ端選手の動きについての家本主審の判断も「国際基準だ。他の審判がやらないのが混乱の背景」とか、おっしゃてましたが、今回は「PKではないかと見える場面が2度あったが…」の後を記すことをやめています。…なぜ?
その後、3月4日付のコラムでは全く触れることがなかった「人間」とかいう言葉が乱発されています。
そして、なんと「英国の例」が紹介されています。
なぜ突然に「英国」が…。しかも紹介されている例は少し本題と外れているような気がしましたが…。
…そういえば、この問題に関して「英国」といった人がいたような…。
思い出した方もあると思います。そうです日本サッカー協会チェアマン・川淵三郎氏です。
(ボクの日記「「問題があった」…川淵氏から松崎委員長への通達(2008/03/05 06:43:11)より)
http://soccersns.jp/member/4243/diary/61401/
川淵氏は、当日の試合での選手に対して「レフェリーに文句を言うことが多い。英国などではそんなに文句を言わない。」と、おっしゃっておられたようです。
…昨日の日記での過激な表現を反省すべく、自分なりにまとめてみるつもりでしたが、やはり松崎委員長のお考えというものを理解するには、ボクはまだまだサッカーのことを分からないのかも知れません。
ただいえるのは、現地点でのボクの「松崎康弘氏」に対する信用はゼロだということです。
この人を「長」とする日本サッカーの審判制度というものが今後どうなっていくのか、あまりこれ以上考えないようにするのが良いのかも知れないと思ったりもします。
いつもの事ながら、とりとめもない長文になってしまいました。
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- 事務局に通報しました。
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