佐藤涼平君が帰って来た。

  • tokkey
    2013年08月14日 13:11 visibility1700

 2回戦:花巻東 9-5 彦根東

 

  たまたまこの試合を見ていて、花巻東2番の千葉翔太君がかつての佐藤涼平君に酷似していて驚いた。

   

 佐藤涼平君とは花巻東が2009年春センバツ準優勝、夏選手権ベスト4時に2番を打っていた選手で、155cmの小柄な体躯ながら俊敏な動き、ファウルで粘って相手投手を疲れさせた上4球を選んで出塁する「カット打法」で小さな英雄と呼ばれ、2009センバツ決勝の際スタンドで清峰を応援していた際には“対戦相手からすればこの上無く嫌なバッター”の印象が強かった。

 

   この千葉翔太君、左投げ左打ちで156cm56kg,でポジションは中堅手。

 左投げを除けば背格好からプレースタイルまでほぼ佐藤涼平君と被っているのである。

 

 佐藤涼平君は平成11年7月5日、日体大学生寮裏手にある電柱で野球用のベルトを用いて自死してしまっている。

 

 大学内でイジメがあったとも言われているが、真相は分からない。

 
 悲報を知った時は少なからずショックを受けたものだった。

 

 まるでお盆に佐藤君が生前の勇姿を見せる為、我々の前に舞い戻って来てくれたかの様な錯覚さえ感じた。

 

 今夏の花巻東は菊池雄星君や大谷翔平君クラスのスター選手こそ居ないが、4年前センバツ決勝で感動を与えてくれたよしみもあるし、千葉君を見続ける為に応援したいと思う。

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