日本文理「準」優勝おめでとう。〜第91回選手権大会・15日目〜
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tokkey
2009年08月25日 15:54 visibility182
織田・徳川連合軍が上杉に勝った。
しかし敵の雑兵に本陣まで斬り込まれ、あわよくば総大将の首を掻き切る寸前に討ち取られた、という感じの決戦であった。
「たられば」を挙げればきりが無い(経過について書くと長くなるので詳細は割愛)。
このスコアが全てを物語っている。
【決勝】第15日 (甲子園球場)
日本文理(新潟) =011 000 115 9
中京大中京(愛知)=200 006 20× 10
【文理】伊藤−若林 【清】堂林、森本、堂林、森本−磯村 【本塁打】(文)高橋隼(中)堂林
文理はエースの伊藤直輝君が全試合一人で投げて来ているので投手力については若干不安があったが、全試合2ケタ安打の攻撃力で中京大中京と渡り合えるのではないかと。
と思ってたら伊藤君が中盤まで意外に保って、球速こそ速くはないものの低目をついた投球。
6回裏に守備のミスもあって一挙6点取られた時には「これで終わった」と思ってしまったが。
10-4、9回表二死走者無しから2四死球を挟んだ4連打で1点差にまで迫る。
甲子園球場全体に手拍子が起こり、一昨年前の広陵×佐賀北戦を彷彿とさせる熱狂、高揚感。
(「がばい旋風」の時でさえ�個人名コール�なんてのは無かったと思う。)
最後の打者、若林尚希捕手の当たりは三塁ライナー。後一歩球運及ばなかった。
この決勝の解説にテレビ朝日系列で清峰の吉田洸二監督と横浜の渡辺元智監督が招ばれていたが何か意図的なモノでもあったのかw。
自分的には過去に二度清峰と対戦したチームという事で「嘗てのライバル」的な親しみを感じて応援していたが、あれは新潟県民でなくても引き込まれる。
中京大中京は史上最多43年ぶり7回目の全国制覇、夏の決勝は負けなしの7連勝。
V回数で並んでいた広島商を抜き、単独最多となったがインパクトは準優勝の日本文理の方が遥かに強烈で、文字通り「記録より記憶」に残る決勝戦となった。
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