初回メンタルトレーニング内容報告

 昨日、長洲サッカー教室主催でメンタルトレーニング(第1回)を行いました。


講師を引き受けていただいたCOCORO代表の松山周平氏から、指導されているロアッソ熊本での試合前の流れの紹介でスタートしました。プロを目指して頑張る同年代の選手の日常と取り組み方を知り、まず自分達を知る事から投げかけられました。様々な質問が和やかに行われ、講習は進んでいきました。



 先日、W杯で優勝したなでしこJAPANの原動力となった「東日本大震災」を写真を交えて話され、何が選手達のモチベーションになって結果が残せたのか?マスコミが取り上げ、知っている子供もいたと思います。しかし、目の前で話されるリアルな話とその話術に次第に子供達は取り込まれていったように感じます。








 それから自分の経験を踏まえて、技術や持久力と同じくメンタルにも薬や魔法はなく‥日々の取り組みがメンタルを強くするのだと話されました。


 人間は「したことしか」できない


 人間は「聞いたことしか」言えない


 人間は「見たものしか」分からない


 人はDNAと環境によって作られており、心は五感を通じて作られる『視覚(目)』『聴覚(耳)』『運動(体感)』、その五感を意識し、日々の環境を良きモノにすることが大事なのだと話されました。また、夢と目標に近づくために、練習への取り組む姿勢‥プレーへの拘り‥周囲の人々(家族や指導者など)の声に素直に耳を傾け、休みにゲームばかりしているのではなく、知識や心を豊かにする本や勉強をすることも大事なんだと投げかけられ、日常的に『どのような生活』を送っているか?これが最終的に将来を決定する要素であり、どの環境に身を置くか?その環境でどのような行動をとるか?子供達の人生を豊かにする心のトレーニングだったと感じます。


 初めてメンタルトレーニングを目に耳にしてみましたが、ただサッカーに対して向上できるだけでない効果があると感じます。どれだけ良い技術講習会を開き、高価な設備があっても、心が整っていなければ何の意味も持たないこと。「人財」を育てるために貴重な機会だったと評価します。


 次回は、サッカーにおける目標が設定・イメージしやすいように、小中学とも大会期間中(中学:県北大会、小学:学童五輪)の11月初旬に計画します。今度はサッカーのトレーニングも入れて、より充実したメンタルトレーニングにしていきたいと予定しています。












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