2012 東京マラソン ~あるサッカー選手の起こした奇跡~

 

今回で第6回目となる「東京マラソン」が先月26日に行われました。

 

例年は有名人も走るという面で注目を集めてきたところもあったが、今年はお笑い芸人が多く、タレントを表に出した宣伝効果は「小粒」と評価され、「今回は目ぼしいランナーは見当たらなかった‥盛り上がりに欠けた…」とコメントしている人もいる。

 

 

また、一般ランナーがポリシーを持って走るのはいいとしても、長時間テレビでタレ流す意味があるのか?などメディア論者からの批判もあがっている。

 

 

評価する人、見る人によって捉え方は様々である。批判ばかりで果たして本当に良いのだろうか?有名人が走るから素晴らしいマラソンなのか?今回も色々なところで様々なドラマがあっているはずである。

 

 

いくつか気になったドラマがあります。

 

“あるサッカー選手が起こした奇跡”と“AEDで救われた命”について取り上げたいと思う。

 

 

 

今回のマラソンには、大宮アルディージャのアンバサダー(親善大使)を務める塚本泰史さんも参加しており、右大腿骨骨肉腫(ガンの一種)を乗り越えて、初のフルマラソンに挑んだ。

 
























 

病気が発覚した際にチームメートからもらった激励メッセージ入りのユニフォームを下に着込み、3歳年上の兄・浩史さん、チームの了承を得て参加した大宮の和田哲治チーフトレーナーが伴走する中で力走。『6時間35分57秒』で完走し、快挙を成し遂げた。

 

http://ameblo.jp/taishi-tsukamoto/entry-11176394693.html

 

 

過去にフルマラソンを経験している和田チーフトレーナーは「25キロぐらいまでかなと思っていた。完走なんて絶対にできないと思っていたのに、あいつは瀬戸際では本当に強い。すごい」と塚本さんの健闘を称賛した。

 

 

塚本さんは駒澤大を卒業した2008年に大宮へ入団。プロ2年目の2009年には右DFとして先発に定着し、得意の直接FKで2得点を挙げるなど活躍した。しかし、同年末に右大腿骨骨肉腫(ガンの一種)と診断を受け、腫瘍の切除および人工関節置換の手術を行った。病状が発覚したときから、激しい運動は人工関節を損傷させる可能性がありプロとしての再起が難しいことは医師から告げられている。

 

 

実際に早期の復帰は困難なため昨季限りで選手契約を解除し、今季はアンバサダーとしての役目に変わった。それでも、塚本さんは「奇跡の復活」を諦めず、クラブの協力を得て精力的にリハビリに取り組んでいる。昨夏にはほぼ毎日、2時間近く筋力トレーニングや自転車トレーニングを中心に運動を行うほどまでに回復。10月にはグラウンド外でのランニング、11月には坂道トレーニングをリハビリメニューに導入した。

 

 

松葉杖なしには歩けなかったことが信じられないほどの回復ぶりを見せ「目先の目標も欲しい」と東京マラソン参加を決めた。それでも周囲からは心配も含めて「完走は難しい、無謀だ」と言われたが「病気になってもここまでできるということを見せたい」と姿勢を崩さなかった。主治医からも「完走できたら奇跡」と言われた挑戦だったが、見事な有言実行となった。

 



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-01095192-gekisaka-socc




 

 




次に、これまでにもAEDによってお笑いタレントの松村さんが救われたが、今回の東京マラソンでも一つの貴重な命が救われている…

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