運動会と小学生の体力
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ペスカドーレ
2012年05月25日 10:43 visibility938
今日、熊本県はあいにくの雨‥週末は晴れるようで、ホッとひと安心です(´▽`) ホッ
とはいえ、消防職員の運動会(=救助技術大会)が今日(25日)、熊本県消防学校(益城町)で実施されています。私は、選手も引退し、別の目標に向けて猛勉強中なので、残念ながら応援にも行けず‥今から図書館に隠りますε-(ーдー)ハァ
また後日、私の働く『消防(火災~救急~救助)』について、取り上げてみたいと思います。
①先日起きた「福山市のホテル火災」
②熊本県で行われる「第15回日本臨床救急医学会(県内初の市民参加型の救急蘇生法大規模トレーニング)」
③昨日発生した「新潟県のトンネル爆発事故(現在も4名閉じ込め状態)」
④今日実施されている「消防救助技術大会」
興味のある方は、気まぐれに順不同でアップしますので、閲覧されてみてください(^^ゞ
では、話をタイトルの運動会に戻します。
全国的に同様と思いますが、熊本県では運動会(体育大会)が秋季の10月から春季の5月に移行してきており、私の住む長洲町でも先週末が中学校、今週末が小学校と実施されています。
各地で盛り上がり、笑いあり‥涙あり‥色々なドラマが繰り広げられていることでしょう…
ここで、運動会で躍動する小学生たちの運動能力について、熊本県教育委員会がまとめた2011年度の熊本県内の小学生の「体力・運動能力調査報告書」と「過去のデータ」を比べた結果を紹介します。
「熊本の小学生は、全国の小学生に比べ持久力に優れているが、親世代が子どもの時よりもスピードや力は劣る」
この調査は小中高で毎年実施し、50メートル走など8種目を測定しているものです。
県教育委員会によると、全国と比べて優れているのは、持久力の目安となるシャトルランだったそうです。(シャトルランは、合図に合わせて20メートルを往復し、走った回数が多いほど持久力があると判断するもの)
小学2年生の場合、2010年度の県平均は男子28・4回、女子22・5回で、ともに全国平均を2回近く上回る。2011年度は男子29・5回、女子23・0回とさらに伸びた。
県体育保健課は「県内では授業前や休み時間に、持久走に取り組む小学校が多く、効果が出ているのではないか?小学生の粘り強さが見て取れる」と分析している。
そして、親世代と比較してみたところ…
「小学生の体力は、全国的に1985年度をピークに緩やかに下っている」という結果でした。
当時の小学生は現在30歳代で、今の小学生の親世代となる。
小学6年生の50メートル走は23年度が男子8秒93、女子9秒21なのに対し、1985年度は男子8秒73、女子8秒96で、親世代がスピードに勝っている。
力強さを測る握力も、今の児童は親世代よりもダウンし、小学6年男子は19・6キロで、20キロを超えていた1985年度よりも約1キロ下がっている。
県体育保健課は「鉄棒や雲梯で遊ぶ機会が減り、雑巾掛けをしない子が増えたことなど‥が要因ではないか?」とみている。
子どもの体力をめぐっては、日常的に運動する児童と、しない児童の二極化も指摘されており、県体育保健課は「体力格差につながっていると考えられる。運動機会の少ない児童にどう運動に取り組ませるかが課題」と話しています。
県教育委員会は本年度から、文科省の委託を受け「子どもの体力向上支援事業」を実施していて、熊本県体力・運動能力調査報告書「子どもの体力向上について提案します!~体力は、生きる力の源です」という冊子と「体力向上プログラム用DVD」を作成し、各学校に配布しているようだ。
配布された「体力向上プログラム用DVD」の「運動部活動における実践例」では、大津高校サッカー部の
“ブラジル体操”などサッカーの基本練習も盛り込まれており、サッカーのフットワークプログラムがサッカー以外の競技でも基本となる「足腰」の部分で、全身のバランス感覚や下半身の連動性に役立つのではないかと考えられてのことだと思う。
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