東京タワーの下で眠る君に・・・(2010,9,8)
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Miya
2010年09月08日 10:24 visibility207
昨日は、弟分のタカシ君が車で迎えに来てくれて、
「久しぶりに帰って来たんだから、
東京見物でもどうっすか? 」 と誘ってくれた。
オイオイ、お登りさんみたいじゃん・・・でも、お登りさんみたいなもんだからいいか。(^_^;)
というわけで、築地に行き、まずは腹ごしらえ。
おいちかった〜!(^o^)
タカシは都内でタクシー運転手の仕事をやっています。
べ〜そのさんといっしょですね。
趣味はバイクで、ブログもやってますよ。
http://plaza.rakuten.co.jp/skylinezero/
お腹いっぱいになって、
じゃあ、次はどこ行こう?と話をした時、意見が分かれた。
「増上寺、見てみませんか?」
「それより、浅草に行って、海苔せんべいを買いたいよぉ」
「麻布十番とかどうです?」
「そんなら、表参道でキレイなお姉さん見たいね!」
「東京スカイツリーを案内しましょうか?」
「じゃ、いっそのこと東京タワーに行くか!」
・・・結局、わがままな僕たちの意見はまとまらず(笑、
勢いで、東京タワーに行くことになりました。
しかし、東京タワーには実は、大事な用事がありました。
正確には、東京タワーではなく、
東京タワーの下に、です。
その瞬間まで忘れていたけど、
それはすぐに思い出しました。
東京タワーの下にお寺があるんですが、
友達がそこに眠っています。
20歳で上京し、26歳から30歳くらいまで都内の外資系の会社で働いていました。広尾に本部を構え、私が働いていたオフィスは三田にありました。ちょっとばかり華やかなオフィス・ワークです。その後、真逆の3Kの仕事に転職し、苦しむことになりますが。(笑
そこで、その人に会いました。
その人は上司でした。
そして、天才でした。
その人間がどういう人間かを一瞬にして読み取り、
心の動きを察知して、その動きに「五寸釘」を刺すように、
鋭い刃物のような言葉を放ちます。
誰もが目が点になり、言葉を失い、呆然としました。
どんなに上手に嘘を塗り固めて取り繕っても、
「自分の心」の真実を目前に突きつけられると、抵抗をやめる。
そんな有様を何度も目撃し、自分もその上司のようになりたいと強く思いました。
「どうしたら、あなたのようになれるのか?」
と、訊いたことがあります。
今考えれば、馬鹿げた質問です。
答えは、「何度生まれ変わっても絶対になれっこない・・・」です。
でも、しばらく黙ってから、
こんなふうに言っていました。
「時には、壁に向かって、答えが出るまで考え続ける夜があってもいいと思う」
見つからない出口などない。
答えが出るまで、
徹底的に考えて考えて考えてみろ・・・という教えだと解釈しています。
上司は・・・彼女は、とても素敵な女性でした。
クールで、いつでもカッコ良かったです。
同じ年で入社が同期だったことから、
私を何かと「同い年じゃん」「同期じゃん」と盛り立ててくれました。
彼女なりに出来の悪い部下に対して気を遣ってくれたのでしょう。
なぜ今、あなたがこの世にいないのか。
そのことが口惜しくてたまりません。
彼女のような天才ではないので、私には真似することすらできません。
そんなことはわかっています。
でも、彼女が教えてくれたことを思い出し、必死になって近づこうと歩んでいくことが、彼女がこの世を生きた、一つの証になるのではないでしょうか。
その思いをあらたにしました。
彼女のことは一生忘れません。
また、東京タワーに行き、お墓参りをしたいと思います。
次回は、良い報告ができるといいな・・・。
タカシ、また頼むぜ!(笑
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- 事務局に通報しました。
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