慶大11季ぶり復活V!江藤監督「夢物語」
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Miya
2010年06月02日 09:05 visibility1088
(スポーツ報知)◆東京六大学野球最終週最終日 早大4─6慶大(31日・神宮球場) 元巨人内野手の江藤省三監督(68)率いる慶大が早大を6―4で破り、11季ぶり32度目の優勝を決めた。「勝った方がV」の最終決戦は、慶大打線が斎藤佑樹(4年)ら早大のドラフト1位候補3投手を攻略。今季から慶大初のプロ出身監督として指揮を執った江藤監督は、就任1季目で天皇杯を手中にした。
「勝った方がV」の最終決戦かぁ・・・。
(´∀`)
江藤省三さんといえば、
「闘将」と呼ばれ、中日などで活躍した江藤慎一さんの弟で、慶応大出身の内野手。
巨人、中日でプレイした後、巨人ではコーチ、スカウトを歴任した。
対する早大は、 いずれも今秋ドラフト1位候補の斎藤佑樹、福井優也、大石達也の3投手を投入した。これまで次々と有名高校生を入学させ「13 番目のプロ球団」といわれている強力チームである。
一方の慶大で、この日登板した竹内大助、福谷浩司投手は2年生だった。
江藤監督が「打倒早稲田」を掲げ、徹底させたのは「基礎練習」。
野手陣には1日500スイング、休日前には1000スイングを超える素振りを実践させた。
ノックではなく、転がしたボールを基本に忠実な姿勢で捕るというような地味で長い練習を繰り返した。
「王さん、長嶋さん、落合は人よりも素振りをした」。
具体例を挙げて就任から約2か月、打撃練習はさせずに一日素振り1000本を課した。
湯本達司主将は「『超一流のスーパースターもやってたよ』と言われると、説得力がある。監督は乗せるのがうまい」と振り返る。
省三さんは言う。
「もう夢物語。最高です」
兄・慎一 さんはプロ通算2057安打を誇り、
史上唯一 セ・パ両リーズで首位打者に輝いた名選手。
一昨年に亡くなったが、今年野球殿堂入りが決まっている。
省三さんが慶大に進学する時も、すでにプロで活躍していた兄が学費を負担してくれた。
弟の「大学進学」、「巨人入り」は、兄が果たせなかった夢であり、そのたびに喜んでくれたという。
今、省三さんが慶応の監督として優勝を遂げ、
天国の慎一さんはどれだけ喜ぶことだろう・・・。
プロ野球人はどんどんアマチュアの指導者になって欲しいですね。
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