落合監督、日本一おめでとう!
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Miya
2007年11月02日 07:00 visibility624
落合監督
「感無量ですね。昭和29年からですから、まだ私が11か月の時以来ですから、長かったですね。この4年間も長かったです。
(試合中のことは)記憶にありません。(山井、岩瀬)2人でパーフェクトをやった、それだけです。今日の山井は完ぺきでした。
ダルビッシュはそんなに点数 取れるピッチャーじゃない。1―0で逃げきらねばならないと思いました。まさか山井があそこまで放ってくれるとは…。
今年は絶対に泣くまいと思っていました。
今の野球は戦国時代。優勝もあれば最下位もある中で、よくぞここまで耐えて精神的に強くなったというのが実感としてあります。 53 年ぶりの日本一ですが、球団にはまだ連覇がない。リーグを勝って、クライマックスを勝ち上がって日本一…と、まだ課題は残っています。
今年は(リーグ優勝 の)第1ハードルを越えられなくて悔しい思いをした、その思いを選手がぶつけてくれました。
(ナゴヤドームの応援は)今日ここで決めろという感じの応援で した。ありがとうございました」
なんてわかりやすい男なんだろう。
過去2回、日本シリーズに敗れた落合は反省があった。
就任1年目の04年、日本シリーズ西武と激突。
第5戦で王手をかけ「勝った」と思ったのか、お立ち台で涙ぐんでしまった。
しかし、本拠地のナゴヤドームで連敗。「あんなところで泣いているからだ」と非難を浴びた。
昨年も巨人に勝ってリーグ優勝を果たし、「涙もろくて、すみません」と号泣。
日本シリーズで日本ハムに1勝4敗で敗れ、同じ轍を踏んだと批判される。
今回は情に流されず、調子にのらず、気を抜かずに勝負に徹する。
「自戒」を意味を込めて頭を刈り込んで日本シリーズに望んだ。
野球というスポーツは一寸先は闇。
何が起こるかわからない。
勝負に徹するなら鬼となる必要がある。
よくぞ鬼になったと思う。
素直に祝福したい。
男・落合博満、日本一おめでとう。
- 事務局に通報しました。
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