北東北放浪記〜花巻球場&花巻東高
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仲本
2010年07月27日 22:50 visibility276
朝8時過ぎに盛岡駅を出る普通列車に乗って東北本線を南下。約40分で花巻に到着する。
とりあえず午前中いっぱいを使って宮澤賢治記念館だけのぞいてみた。切符や宿の都合で今日中に再び秋田まで戻らないといけない。
駅の改札には賢治と温泉の里・花巻へようこそといった看板が掛かっていた。それはその通りなのだが、1年前の今ごろは当地の花巻東高校野球部の戦いぶりが大いに注目されていた。花巻といえば野球だったのだ。
駅に戻ってそのまま電車に乗ってしまえばいいものを、花巻球場前を通る路線バスの時刻表を念のために見たのがいけなかった。昼間は一時間に一本、しかし次の便がやってくるまでにちょうど昼が食べられそうな時間だった。球場までは駅からバスで10分程度だというし、隣には花巻東高校もある。手ぶらで帰るわけにもいくまい(?)
バス停の名前は花巻球場前だが、降りたところは普通の民家が並んだ道だった。〇〇運動公園のはずだけど?
辺りを見回すと道沿いの民家の裏手に照明塔が見えた。少し奥に入る道があり、その先が確かに公園になっている。
夏の地方大会も終わり、球場は飾りもなくひっそりとしていた。なぜか扉は開いていたが、中で何かやっている気配でもなかった。
球場の外周を歩くとバックスクリーンの後方に駐車場があり、そこからトンガリ屋根の建物が見える。校章がついている。花巻東高だ。
校舎のすぐ脇が野球部のグラウンドのようで、その気になれば近くまで行ってみることもできそうなのだが、練習着の選手たちが三々五々出てきていたので遠巻きに見ていた。
当然といえば当然なのだが、今年の花巻はどこも総じて静かなもので、昨年の今ごろどんな雰囲気だったのか、今では想像もつかない。
あれこれ見ているうちに乗るつもりだったバスに乗り遅れた。次の便はまた1時間以上後。結局、駅まで2Km強の道のりを歩いて戻るハメになってしまった。
- 事務局に通報しました。
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