今日の快記録(幻

  • 仲本
    2009年03月28日 23:03 visibility190

今日は人ん家で鍋パーティでした。あまり野球とか関係ない人たちです。

が、たまたま和歌山出身の人がいて、チャンネルとぱちぱちやってるとちょうど箕島が試合してるのでそこでチャンネルが止まりました。これ幸いとばかりに鍋を横目に盗み見^^

結局、みんなで鍋食ってたので試合展開は断片的にしか見てないのですが、延長の末箕島が勝ち越して逃げ切りました。守備の乱れなどもありましたが、最後は久々に巡ってきたチャンスをきっちりとものにしたようです(実況によると)。開星は初回1点を取ってなおも1死満塁のチャンス、ここでもうひと押しあれば一気に試合を優位に進められたのですが。

その後、鍋が一段落ついてだらだらと酒飲んでたんですが、そのままの流れでテレビつけてるとPL学園の試合が始まりました。当然大阪の人間ばっかりなんで、別にそのままでいいんじゃない?という空気に。
NHKの高校野球中継は総合・教育の切り替えがありますが、そこはそつなく私が「チャンネル隠密奉行」としてしれっとリモコン操作。

で、雑炊まで食ってまったりしてる間にも、0−0のまま淡々と試合が進みます。まあ他の人はほとんどTV見てなかったんですけど。ここで高校野球観戦歴20数年の仲本、スコアボードの文字を見逃さなかった!「これ、ひょっとしてノーヒットノーランペースですよ」…、
じゃ、ちょっと見てみよう。という雰囲気をそれとなく演出。

9回表。南陽工業の9番打者の打球がライトフライに終わり、9回裏の攻撃で1点取れば、「サヨナラでノーヒットノーラン達成」という非常に珍しいケースになります。2死2塁、打者はここまでノーヒット投球の中野。…、しかしあえなく投ゴロに倒れ、ノーヒット投球のまま延長戦へ。
10回表。南陽工業、1死からついに初ヒットが生まれます。その後2死1・2塁からセンター前ヒットで均衡がついに破れます。さらに続くヒットで2点目。
10回裏、PLも2死からチャンスを作り、1点を返してなおも1・3塁と迫ったのですが、最後の打者が外野フライに倒れゲームセット。鍋パーティもここでお開きとなりました。

南陽工業の岩本投手も被安打は6。最後まで集中を切らさず投げ切りました。
山口勢はよく甲子園で記憶に残る試合をやるなあ。

思わぬところで2試合見られましたが、結局今日一番の好カードといわれた第一試合だけは移動中で2回表ぐらいまでしか見られませんでした。両投手とも体がしっかりしていて、こりゃいい球投げそうだという印象。期待にたがわぬ投手戦でした。長岡投手も敗れはしましたが被安打はわずかに4、「0−1は投手の勲章」だと思ってまた夏に向けて頑張ってほしいものです。

今年は快記録に迫る投球が続いていますが、いまだ達成を見ていません。
春の大会、ダルビッシュ以来のノーヒッターは現れるでしょうか。

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