スコアは語りかける〜鹿児島大会

  • 仲本
    2009年07月10日 23:42 visibility113

チェックをさぼってるうちに全国各地でどんどん試合が消化されていく。
11日は27大会が開幕といよいよ夏本番。

▽鹿児島大会2回戦 県立鴨池
川_辺 001120000  4
屋久島 000000005x 5

例によって試合評を探した結果、意外なことに読売の地方版が一番詳しかった。
地元・南日本新聞は電子版を見た限りいま一つ。

9回二死一塁で4点差。打順は8番。
もうちょっと上のレベルならまず安心できる点差だが、ここからの展開がいかにも高校野球らしい。

あとアウト一つというところで8番・9番に連続四球を与えてなんとなく雲行きが怪しくなる。二死ながら満塁にして打順をトップに回してしまった。1番若松はここまでヒットなし。打者にもプレッシャーのかかる場面だが、初球から打って出た打球はセンター前に抜け、二者が生還。4−2、なおも同点の走者まで出た。甲子園の本大会ならここで実況が「さあこれでわからなくなった!」というところである。
つなぐしかない屋久島は2番斉藤(弟)がしっかりとミート。これが外野を抜いて同点の2点タイムリー三塁打になった。こうなれば、もう押せ押せである。3番打者死球のあと、4番斉藤(兄)が初球浮いたところを逃さずショートオーバーのタイムリー。都合5点をもぎ取ってサヨナラ勝ちをものにした。
両チームヒットは9本ずつ。四死球が屋久島6、対する川辺は0だった。

屋久島は昨年夏も2回戦から登場、2つ勝ってベスト16に食い込んだ。新チーム秋の大会は初戦で敗れたが、春も一つは勝っている。結構戦えるチームなのだ。

屋久島かあ、行きたいなあ。
高校生の時に行って以来だもんな(←行ってるのか…)。

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