スコアは語りかける〜危ないヤツには近づくな!

  • 仲本
    2009年08月15日 23:46 visibility104

お盆休み。日がな一日テレビで高校野球見るという、
…この行動パターンは25年ぐらい変わってないんですが。
今日は終盤まで目が離せない試合が続きました。

▽試合終了
華陵 000 000 000  0
淞南 000 000 001x 1
第4試合はここまで不振の中国勢同士の対戦。8回までどちらもチャンスにあと一本が出ず、0−0の均衡が続いた。両投手はよく投げ、バックもよく守った。
9回表、華陵は先頭打者が出塁。もちろんバントで送って一死二塁。ここで3番打者の放った打球はレフト線への飛球!抜ければもちろん1点の場面、これをレフトがよく走って飛びつき好捕。
結局9回表は無得点に終わる。

9回裏。両チームにとって大事な先頭打者を打ち取って、一死ランナーなし。
こりゃ決まるとしたらひょっとしたら一発サヨナラかな、膠着状態が続いてるからな、とぼんやり思っていたところ、次の打者がさっき好捕したレフト。と、そういえば実況アナウンサー・解説氏は裏の攻撃が始まるときから、しきりに伏線を張っていた。この打席は期待できますよ。
結果は皆さんご承知のとおり。ジャストミートした打球がレフトを襲う。そのままスタンドに飛び込むサヨナラ本塁打となった。
つかみどころのない要素なんだけど、こういう試合を見せられるとやっぱり「流れ」とか「巡り合わせ」ってあるのかなあ、と思わざるを得ない。華陵バッテリーもちらっと頭のスミにはよぎったかもしれないが、気がつけば投球が甘いコースに入ってしまった。
しかし山口勢は甲子園でミラクルをやらかすなあ。今回は結果逆だけど。

あと、第一試合で登場した聖光学院の横山投手。敗れはしたが、何年かしたら「ああ、あのときのピッチャーか。頑張ってたんだな」と、どっか上のレベルで再会できるのではないかとちょっとだけ期待している。こういう将来的なおまけもあるから高校野球観戦はやめられない。

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