被災地から全国高校軟式野球 気仙沼ナイン、大会会場支援地明石感謝へ全力プレー誓う

兵庫県明石市で25日に開幕する第57回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、朝日新聞社、毎日新聞社など後援)に南東北代表として出場する気仙沼の選手らが23日、明石市役所を表敬訪問した。タイのまち・明石市は東日本大震災以降、カツオのまち・気仙沼市の支援を続けている。震災を乗り越えて41年ぶりの全国大会出場を果たした選手たちは、感謝の気持ちを伝え、全力プレーを誓った。

 震災を受け、明石市は気仙沼市に職員計約300人を派遣。避難所の運営支援などに取り組んだ。明石市役所では、職員が「がんばろう気仙沼」のメッセージとカツオをデザインしたポロシャツで業務にあたっている。

 気仙沼高軟式野球部は、津波でユニホームが流され、昨夏の大会ではTシャツに背番号を縫い付けてプレー。練習に使っていたグラウンドには別の高校の仮設校舎が建てられた。練習する場所も限られた逆境を選手らは絆を強めてはね返した。

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