やる気は必要でない!?
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ぽちお
2010年02月01日 19:38 visibility171
ここに日記を書くのは久しぶりですが、ここに書くべき事柄があったので、記入。
フットサルチームを立ち上げて代表をしている友人とチーム運営について話をする機会がありました(自分は違うチームの副代表なので立場が違いますが)。
自分のチームは「やる気のある有志で立ち上げた練習を中心に行うチーム」ですが、家庭の事情やら、怪我による長欠やらで慢性的な人員不足、そのチームの話をしていると非常に参考になるお言葉を頂戴しました。
・やる気なんていらない、大事なのは出席率
・それでもやる気にこだわるのであれば、本人の口にする「やる気」よりもお前の眼から見たもので判断すべき
・誰にとっての居心地の良い場所を作るのかが大事
・結果として練習のための練習しかしていないんじゃないのか?
・チームに貢献できている人が何人いるかが重要
それぞれの項目については以下の通り
やる気と出席率のバランスは、人数がいないと実戦を意識したトレーニングはできません、「来てくれる」という事がチームを回す上でどれだけ重要なことなのか、これを一選手の立場では分かってはくれないだろうと。
つまりは「僕はやる気があります、でも色々忙しくて月に1、2回しか来られません」という人よりも「僕はやる気なんかありません、でも暇だからやるなら毎週来ます」という人の方がチームとしては大事にするべきだと、そもそもやる気なんて曖昧なものは判断基準にならない、いつやる気なくなるかも分からないのではないか?
やる気については数値化できないものなので、それで何かを判断するというのは難しい問題です、だから自分で判断基準を作って自分で判断しろ!ということです、人間自分で「やる気ありません」とは言えない人もたくさんいるし、誰と比べてやる気があるとなっているのかも問題だと。
居心地の良い場所については、色んな人と一緒にボールを蹴りたい人、少数精鋭が良い人、勝ちにこだわりたい人、勝ち負けに興味のない人、どのチームにも色々な人がいる中で、誰の意見を尊重して組み立てるのかということだそうです、誰の居心地の良い空間にしていくか、誰かの意見を尊重するということは誰かに我慢してもらう部分も出てくるわけです、うちであれば、本来はチームの代表であるG氏の一存で彼の居心地の良いようにしていくべきだと思います、それだけの苦労はしているし。
でも、そこで意見の食い違いが出るなら、今後その集団はどう存在するのかは検討しなければいけない、と。
練習のための練習の項目は、少ない人数ではそもそも必要な練習の質がキープできないので、やっているつもりが本番では生かされない技術の修練に止まってはいないか?ということです。
チームへの貢献は最初の出席率などもそうです、というかそれが最も重要で、その他には例えばこの3週間くらい自分が一人〜二人だけでボールを蹴る状態が続いていることはみんな知っているのですが、代表以外は誰も何も言って来ない・・・さびしい限りでした、特に一人でトレーニングしている時は「みんなこの時間は一体何を考えて、何してんだろ?」とか考えて虚しさ倍増していました。
結局練習はほとんどはチームに参加していない友人のH君が無理してつき合ってくれましたが、彼の口からは「あいつがまた一人で練習すんのも可哀そうだと思って」という言葉が、しかも彼は足首の状態が良くないのに、「手伝いくらいはできる」と、これは彼の言うところの仁義なのでしょうが、こういった心意気は非常にありがたい、でも彼はこっちのチームには正式参加するつもりはないということ「練習のための練習に興味はない」と、みんな同じこと言うのね・・(^_^;) それはともかくうちにもこういう人が一人欲しい。
と、そんなような問題は抱えているチームの方が多いと思います、人間が集まるとしがらみができるわけです。
しかもみんながきちんと合理的な意見を持ち合わせているわけでもありません。
悩みは尽きないというところでしょうか?
- 事務局に通報しました。
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