自己紹介(運動音痴な自分)

  • さかた
    2015年01月03日 02:40 visibility471

小学校男子といえば、元気なのが当たり前の時代。

運動音痴だった自分は体育の時間は元気がなかった。

そんな自分に回ってきたのがサッカーのゴールキーパー。

「キーパーはさかた!」同じチームのメンバーは一同賛成だった。

もちろん信頼されているわけではなく、チームのお荷物だった自分に「顔面セーブ」でもしてゴールを守れというお達しだった。

はじめは止められなかった。というより止める気がなかった。

当時のボクは同じ止められないのでもやる気を出して止められないのが最も恥ずかしいと思っていた。やる気がないんだから止めれなくて当たり前じゃないか!。負けるのが嫌ならキーパーを変えればいいじゃないか!。


そんなキーパーのいるチームは失点に次ぎ失点。敗北に次ぐ敗北。

でもキーパーなはぜかボク。

放課後は強制的に居残りキーパー練習。

やる気がないから練習をしたってうまくなるもんじゃない!。


そんなある日、体育の時間。

クラスで運動神経が万能であることを鼻にかけるニシザキがディフェンスをかわし、キーパーのボクと一対一。シシザキがシュートした球がボクの足に直撃してクリア。跳ね返ったボールをシュートされたがなんとボクの顔面に当たってクリア。ボク以外の一同は大笑い。本当にさかたは顔面セーブしたよ。

でもボクはうれしかった。

今まで相手にもされなかったニシザキのシュートを防いだことが!。

ボクはキーパーだったらできるかもしれない。

初めてサッカーが好きになった瞬間であった。


 

 

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