初夏の色

”初夏の色”  橋本治著  新潮社

筆者の作品は2作目。

3.11震災前後の短編が6作。

”助けて”ではジャーナリストのひろしが

被災地での人々の声を語るが

 同棲中の彼女に最後には八つ当たりをする。

”海と陸”では被災地ボランテイアに行った女性の

 悩みが切々と語られる。

一方”枝豆”では草食系男子の研究が課題で

 そのアンケートに答えた敦志と助手の会話と

  心の中の言葉・・・

 更には肉食系女子と敦志との会話も興味深い。

筆者は小説も多作だが

 随筆は更に多作のようで

  淡々とした書き方は確かに随筆向けに思われた。

 

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