初夏の色
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まこと@古希ジョッパークライマー
2018年03月28日 12:58 visibility216
”初夏の色” 橋本治著 新潮社
筆者の作品は2作目。
3.11震災前後の短編が6作。
”助けて”ではジャーナリストのひろしが
被災地での人々の声を語るが
同棲中の彼女に最後には八つ当たりをする。
”海と陸”では被災地ボランテイアに行った女性の
悩みが切々と語られる。
一方”枝豆”では草食系男子の研究が課題で
そのアンケートに答えた敦志と助手の会話と
心の中の言葉・・・
更には肉食系女子と敦志との会話も興味深い。
筆者は小説も多作だが
随筆は更に多作のようで
淡々とした書き方は確かに随筆向けに思われた。
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