となりのセレブたち
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まこと@古希ジョッパークライマー
2019年10月04日 06:48 visibility175
”となりのセレブたち” 篠田節子著 新潮社
久々の篠田作品。
ホラーの長編物がメインなので短編集は珍しいかも。
・トマトマジック:ドライトマトと間違えて食べたもので
自分の真の欲望が叶う夢を見る。ホラーというよりコミック?
・蒼猫のいる家:猫嫌いなのに家族が猫を飼い始めるが猫は家族になつかない。
最後のオチがなんとも言えない。
・ヒーラー:吹き流しという深海生物に女性は美と若返りを、男性は性処理を求めた行く末。
・人格再編:老化で萎縮した脳にチップを埋め込む近未来の話。
立派過ぎる親の死はむしろ好ましくないのだろうか???
・クラウディア:借金などで帰るところがなくなり犬と共に山小屋で暮らし出す。
犬に支配されるようになるとは、情けない(-_-;)
結局セレブが出てきたのは最初の作品だけか・・・
彼女の長編ホラーが好きだが、たまには短編ものも良いかも。
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