闇彦

”闇彦”  阿刀田高著  新潮社
エッセイのような小説のような内容。
 ギリシャ神話と古事記の共通点を示す話が興味深い。
死生観や文学に対する考え方がかなり反映されているようだ。
 筆者を表わす弓彦は幼い頃から物語が好きだった。
話が上手い人は「闇彦」の血を引いているという設定。
 薩摩半島に始まり、新潟の弥彦にまで移動したらしい闇彦。
  舟宮家に伝わる語り部なども良かった。

 

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