胡蝶殺し

”胡蝶殺し”  近藤史恵著  小学館
筆者の作品は久々。
タイトルから殺しのミステリーを思い浮かべたが
 全く別の話で、むしろハッピーエンド。
歌舞伎界の二人の子役、6才で同い年の秋司と俊介。
 俊介の父である萩太郎が、父を亡くした秋司の後見人
  となるところから物語は始まる。
秋司が素晴らしい才能で歌舞伎に取り組む一方で
 俊介はなかなか歌舞伎に興味を持たず、
  もどかしく思う萩太郎。
秋司と俊介の初舞台の直前、秋司がおたふく風邪に・・・
 急遽難しい方の代役になった俊介の評価は良かった。
そしておたふく風邪の後遺症で難聴になった秋司は
 歌舞伎界を去ることになった・・・
その後12年経って2人は再会することになり、
 秋司が母親を思う気持ちを知ることが出来て、
  ラストはナイスな展開になる。

 

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