親父が…突然…

それは突然の事だった……。
 
うちの親父は高校生の頃、土浦一高野球部に所属し、元阪神22代目監督の安藤氏と同級生で一緒に甲子園に行ったらしい。（スタンドに）


そんな親父の熱血指導のもと、僕は小学校1年生から少年野球チームに入部。

その時、もちろん親父もコーチ兼監督としてチームに参加。

小さい頃はそんなスパルタ指導に野球が嫌いになったこともあったが、今思えばその頃の親父の熱い指導があったからこそ、今もなお野球に携わっていられるのだろう。
 
今、こんなに楽しく、充実した週末を送れるのも全てあの頃、親父が野球を教えてくれたからだと感謝の気持ちでいっぱいだ。
 

いつか、いつか「ありがとう」って言おうと思っていたのに……。



どうして、なんで……



突然の別れ……
 


そして……


「ピンポ〜ん」
 「はい？」

「俺だあ！」
 
「お、親父？」
 
突然の訪問。（何故に？？？）

 

 
おしまい