なんともかんともパート3

なに〜?カギがないだと〜。

 よーく思いだせ。

 

そいつは見た目ゴン太君みたいな見てくれ。

メンバーのみんなは「食っちまったに違いない。」と言う。

 

「えっ!?カギだぜ?」

「いやいやアイツなら食っちまうって!」 とかマジ顔で話をしていたが、当の本人は今にも泣きそう…。

「どーしたら…いいですか?」

しょーがない、じゃあみんなで探すか!

ってコトでグランドからベンチから隅々まで探したが、やはり見つからない。

「やっぱり食っちまったか?」 とメンバーが疑う中、

「もう先行っててください」とはんべそ。

 

さて、一人帰って、もう一人は横浜のチームの助っ人へ。

ひーふーみー… あら、一人足りない。

そいつがいなきゃ一人足りないではないか?

そーいえばキャプテンが2試合目は行きますと言っていた。

すぐさま電話。

「はい?」

「2試合目はちゃんと来る?」

「行きますよ」 と、ゆーことで、人数は足りた。

あばよ、ゴン太。

結局置いて行くコトに。

そして、勝利の余韻を味わいながら昼食をとっていると、(飯を食う時間は十二分にあった)電話がなり、

「カギありました!泣」

「どこに?モグモグ」

「メットインの中に〜」

「どーやって開けたの?モグモグ」

「カギ屋さん呼びました〜!」

「マジ!?いくらかかった?モグモグ」

「一万円!」 もったいね〜!

「良かったね〜、じゃあ気をつけて帰ってね〜、モグモグ」 「えっ!?」…

い〜んです。彼はもう十二分に活躍したのですから! 続く…。

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