
大会参加者、ちょっと目通しておいて
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でぐ
2012年11月22日 15:18 visibility195
明日大会に出る8人のメンバー。俺も理解してないけど…最低限一回目を通しといて👇
審判できるかな…
フットサルのルールの考え方
ルールを知る前に、ぜひルールの考え方を忘れないでください。
フットサルのルールは、フットサルの特長を生かすように考え抜かれています。
フットサルの最大の特徴は、スピーディーな点にあります。そのため、4秒ルールやキックインといったサッカーとは違う独特のルールがあります。
また、フットサルは狭いピッチでプレーしますので、プレーを狭めていく行為は「ショルダーチャージ」でも違反の対象になります。
さらに、女性男性を問わずフェアに安全にプレーできるよう細部が詰められています。
その上で、皆さんが普段試合をするときは、公式試合でない限り、プレーする方のレベルに合わせて、ある程度柔軟に運用することをお勧めします。フットサルは、何よりも楽しくプレーすることが大事です。
公式なルールはここにあります。
フットサルにも、あのサッカーの元締め、FIFAが発行する公式のフットサルルールというのがあります。このホームページでルールを説明する場合には、基本的にこのFIFA公式ルール2000年版をもとに解説していきます。
2000年にグアテラマでフットサルのワールドカップが開かれました。その大会に向けてFIFAは、公式ルールを1995年から5年ぶりで改正しました。
その時の、公式ルールの原本は、英語で以下のアドレスにあります。
http://www.fifa.com/en/development/futsal/laws.html
(PDFファイル 全50ページ 約3MB)
もちろん、日本語訳も公式なものがあります。日本にも日本フットサル連盟があって、そのホームページで詳しくルールが解説されています。
http://futsal.jfa.or.jp/rule/index.html
この公式ルールは、あくまで国際的な公式の試合を行うための共通ルールです。普段の試合で厳格に運用する必要は必ずしもありません。
チームは5人です
フットサルは、5人でチームを組み、2つのチームで対戦するゲームです。この人数にはゴールキーパーも入ります。
試合開始の時には必ず最低5人が揃わなければなりません。
退場によっていずれかのチームの競技者の数が3人未満(つまり二人以下)になった場合、試合を放棄しなければなりません。
交代は自由です
交代要員は最大7人までですが、交代そのものは、いつでも何回でもできます。
この交代には、審判の許可を取る必要はありませんし、プレー中いつでも、つまりインプレー中でもアウトオブプレー中でも交代できます。
ゴールキーパーも同様で、ゴールキーパーがインプレー中に他のどのプレイヤーとも入れ替わることができます。
交代の正式な方法は、ピッチに設けられた交代ゾーンで行います。必ず、交代される側の競技者が、完全にタッチラインを超えてピッチの外に出るまで、交代はできません。
これに違反すると間接フリーキックが与えられます。
試合時間は20分ハーフで15分以内のハーフタイム
プレーの時間は、20分ずつの前後半で行われます。
ハーフタイムのインターバルは、15分を超えてはいけません。
タイムができます
フットサルでは、タイムアウトができます。
各チーム、それぞれ前後半1分間のタイムアウトが要求できます。
タイムアウトは、要求するチームがボールを保持しているときに限りいつでも認められます。
前半にタイムを取らなければ、後半に2回取れるというわけではありません。前後半で各1回ずつです。
タイムの間は、競技者はピッチの中にいなければならず、監督やコーチはピッチの中に入ってはいけません。
延長戦がある場合、延長戦ではタイムアウトはできません。
コイントスで勝ったらエンドを決めます
試合開始時にフィールドのどちら側を取るか。エンドの選択は、コイントスで決めます。トスに勝ったチームが、試合の前半に攻めるゴールを決めます。
コイントスに負けたチームが前半のキックオフをします。もちろん、前後半では、エンドが入れ替わります。
キックオフで試合が始まります
キックオフは、サッカーと同じように、試合開始と後半開始、得点のあと、延長戦の開始のときに起きます。相手チームは、キックオフのボールから3m以上離れている必要があります。最初のボールは、必ず前方に移動させます。前方に移動させる距離は少しでもかまいません。
ちなみに、キックオフから直接得点することもできます。
スローインの代わりにキックインでゲームを再開します
サッカーでは、スローインでゲームを再開しますが、フットサルではタッチラインをボールが超えたとき、またはボールが天井に当たったときは、キックインで試合を再開します。
キックインから直接ゴールをすることはできません。
キックインをするときは、いずれかの足の一部をタッチライン上、またはタッチラインの外のピッチ面につけることが必要です。
守備側のチームの競技者は、キックインを行う地点から5m以上はなれる必要があります。キックインする人と同じチームの競技者は5m以内にいても大丈夫です。
キックインは、ボールを保持してから4秒以内にキックインを行う必要があります。また、その後は、誰かがボールに触るまで、キックインした競技者はボールに触れてはいけません。
ボールが天井にあたったらキックインで再開します
試合が屋内で行われることも多くありますが、天井にボールがあたった場合には、最後にボールを触れたチームの相手のチームにキックインまたはゴールクリアランスが与えられます。場所は、ボールが天井にあたったところに、最も近いタッチライン、またはゴールラインから行われます。
ゴールキックの代わりに、ゴールキーパーはボールを投げて再開します
攻撃側のチームの競技者が最後にボールに触れて、地上でも空中でもボール全体がゴールラインを超えた場合、ゴールクリアランスと呼ばれる、スローで試合が再開されます。
相手競技者は、このとき、ペナルティエリアの外にいます。
ゴールキーパーは、他の競技者が触るまでは、自分でゴールクリアランスしたボールに触れてはいけません。
ゴールクリアランスから直接得点はできません。
4秒ルールがここにも適応されます。
ゴールキーパーにボールを戻すときに注意が必要です
ゴールクリアランスしたボールは、ハーフラインを超えるか、相手競技者が触れなければ、キックのみならず、ヘディングでもゴールキーパーに戻すことはできません。ゴールキーパーが戻されたボールを、足で扱っても反則です。
コーナーキックがあります
サッカーと同様、相手競技者のボールがゴールラインを超えてピッチの外に出た場合、近いほうのコーナーからコーナーキックをします。
コーナーキックからは、直接ゴールしても(相手のゴールなら)大丈夫です。
コーナーキックにも4秒ルールが適応されます。
4秒ルール すばやい再開が原則です
フットサルのスピーディーな特長を妨げる行為を禁じるよう、4秒ルールというのが適応されています。キックイン、コーナーキック、フリーキックといった、試合再開のプレーは、「ボールを保持した後4秒以内」に行われる必要があります。ボールを持ってから、というのがポイントです。
これは、ゴールキーパーにも適応されていて、ゴールキーパーがゴールラインを割ったボールを保持した場合、4秒以内にゴールクリアランスを行わなければいけません。
ペナルティキックとキックオフは4秒ルールが適応されません。
5m離れなければなりません
キックイン、コーナーキック、フリーキック、キックオフの際には、相手プレイヤーは、5m以上離れている必要があります。
ゴールクリアランスの時は、相手競技者は、ペナルティエリアの外にいる必要があります。
反則行為 直接フリーキックと間接フリーキック
フリーキックには直接と間接があります。違反があったその場所からフリーキックが行われ、直接フリーキックでは、直接ゴールができます。間接フリーキックでは、他の競技者に触れてからゴールした場合に得点となります。
それぞれ、どんなケースで適応されるか、詳しくは、ルールの原本を参照してください。参考までに、キッキング、ショルダーチャージ含むあらゆるチャージ、プッシングなどは、いずれも、不用意に、無謀に、あるいは過剰な力で犯したと判断した場合、直接フリーキックが相手チームに与えられます。唾吐き、ハンド、スライディングタックルも対象になります。
直接フリーキックが対象になる行為を、自陣のペナルティエリアで行うと、ボールの位置に関係なく、ペナルティキックが与えられます。
これに対し、間接のフリーキックは、ゴールキーパーへのバックパス、4秒ルールの違反などが対象になります。
チーム全体で5つ反則すると6つ目からは壁なしフリーキック
フェアなプレーを行うために、個々人の違反だけでなく、チーム全体としての違反行為を数えていきます。
前半、後半それぞれで、直接フリーキックの対象となる違反行為をチーム単位で数えていき、これが5つを超えて6つ目になったときは、6つ目の直接フリーキックから、相手チームは壁を作れなくなります。
これも、詳しくは、ルールの原本を参照してください。
フットサルの審判の動作
- 事務局に通報しました。
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