草野球の得点について真剣に考えてみました

  • butyou
    2008年06月20日 17:48 visibility71


まず簡単に今回の草野球の試合でのテーマについて。
試合はトーナメント戦を想定し、相手は基本的にファーボールも無く
守備もそんなにエラーはしない。
要は練習試合やリーグ戦などのように勝っても負けてもよいと
考えず、トーナメント戦を想定し、今いるメンバーでいかに勝利に導くかを真剣に考えてみます。

草野球では点を取らないと抽選やジャンケンになり結局勝てない場合がある。
まず得点が最重要なのである。ただ打線は水物というでしょ。
たまたまヒットが出て勝った試合は参考にならない。
得点率を数字から追っかけてみる。
状況別でのデータではプロ野球・高校野球・大リーグ全てほとんど数字が変わらない。
ということはレベルの高い試合での草野球なら数字はほとんど一緒になる可能性が高い。
ワンアウトランナー2塁の得点確率は40%
ワンアウトランナー3塁での得点確率は66%
しかし、ツーアウトになると数字は当然下がるが、
2塁でも3塁でも得点確率の差がほとんどなくなる。
これが非常に重要なことである。

これはどういういことか。
ツーアウトになればランナーは振りにいく瞬間にスタートをきることになり2塁でも3塁でもデータ上ではほとんど変わらないのである。
外野が前進守備だったら?とかランナーの足が遅かったら?などもありそうだがデータが証明しているのでそこは素直に受け止めよう。
草野球では7回までしかない。時間の制限もあり5回などで最終回を迎えるケースもある。
ワンアウト2塁では40%しかないわけだから点数が入る可能性は低い。そしてそのチャンスが何度もあるとは考えにくい。
なんとしてでもワンアウト3塁の状況を作るようにする。

やはり先頭打者がどれだけ大事かが分かる。
最初にランナーがでる。そして次のバッターは守備妨害ぎりぎりまで身体を張ってランナーの盗塁を助ける。
そしてノーアウト2塁。カウントが若ければ送りバントで<
ワンアウト3塁。ツーストライクと追い込まれていても、
とにかくしっかりと叩く。
ランナーはピッチャーゴロかサードゴロ以外は全て3塁につっこむ気持ちでしっかりと第2リードを心がける。
バッターには右側へ転がすのが基本だがそれはバッターのレベルも色々あるのでとにかくしっかり叩くだけを意識するように
草野球ではする。
ここまで行けば得点確率は66%。
3枚のカード2枚が当たりのカード。
バッターは一気に楽になるのである。
そして試合にも勝つ可能性が一気に高まるのである。

結論
データから考えて大事なポイントは三つ。
1、とにかくワンアウト3塁にする
2、先頭打者はファーボールなどとにかく出塁するように頑張る。
3、走者がいる時のバッターは自分が走者の時以上に
  ランナーを助ける。
最後になりましたが、強いチームだけなら甲子園経験者や
元高校野球部のチームメイトのようなチームが強い。
でもそのチームが一番強かったのは高校生、つまり現役時のそのメンバーが一番強いチームであったはず。
後はどんどんレベルが下がるだけである。
草野球が一番面白いのは、経験者や未経験者が色々混ざってその中で切磋琢磨して勝利に向かって行くことではないだろうか。
ザッツ結成14年目を向かえ、やっと草野球について少しだけ分かってきた。
















































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