ポーランドのEUROフレンズ、最後の4人が決定

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    2011年07月13日 09:18 visibility233

FIFAワールドカップ準決勝を戦った2人の元ポーランド代表や、五輪で複数のメダルを獲得した元アスリートなど、残り4人となっていたポーランド側のEUROフレンズが決定した。

新たにEUROフレンズの仲間入りを果たしたのは、元ポーランド代表のパベウ・ヤナス、ウオジミエジュ・スモラレク両氏、フェンシング五輪メダリストのリシャルド・パルルスキ氏、女性歌手のパトリシア・マルコウスカ氏だ。4人は全国放送されている朝の番組『Kawa czy Herbata』(紅茶それともコーヒーの意)に出演し、ポーランドから選ばれる最後のEUROフレンズとして紹介された。これでポーランドのEUROフレンズは51人が決定したことになり、残り49人はコンテスト表彰者から選出。さらに共催国のウクライナでも、計100人のEUROフレンズが選ばれることになっている。

代表通算53キャップを記録した元DFのヤナス氏は、1982年のワールドカップでポーランドの3位入賞に貢献。現役時代にはウィジェフ・ウッジやレギア・ワルシャワ、AJオセールなどで活躍した後、監督としてもレギアをUEFAチャンピオンズリーグに、ポーランドを2006年のワールドカップに導いている。「ワルシャワの新しいナショナル・スタジアムには特別な思いがある」とヤナス氏は語った。「旧スタジアムでポーランド代表が最後に戦った試合(1984年UEFA欧州選手権予選のフィンランド戦)で、私はオウンゴールを記録しているんだ。あれ以降、あのスタジアムでサッカーの試合が行われたことはなかった」

一方、ポーランド代表FWエウゼビウシュ・スモラレクの父親であるスモラレク氏は、ヤナス氏とともに1982年のワールドカップに出場した元ストライカー。しかもこの2人は、ウィジェフとレギアでもチームメートだったという間柄だ。現役時代にはアイントラハト・フランクフルトやフェイエノールト、FCユトレヒトでも活躍し、引退後はポーランド・サッカー協会(PZPN)で若年層の育成に携わっている。「特にピッチで戦う選手たちをフレンドリーにサポートする点において、ポーランドは全ヨーロッパに評価される最高のものを提供すると確信している」とスモラレク氏は述べた。

また、パルルスキ氏はポーランド・フェンシング界の伝説的存在で、1964年の五輪では銀メダルを、その4年後の大会では銅メダルを獲得。一方、シンガーのマルコウスカ氏は、同じくEUROフレンズに選ばれているロックスター、グジェゴジュ・マルコウスキ氏の娘だ。「すぐ近くに住んでいるので、ワルシャワの新ナショナル・スタジアムは毎日目にしています」とマルコウスカ氏は話した。「ライブでは特別な感情がわき上がってくるものです。それはサッカーの試合でも同じに違いありません」


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