クリミアの3クラブ、露サッカーリーグ戦困難に
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2014年12月09日 10:41 visibility71
【モスクワ=田村雄】タス通信などによると、欧州サッカー連盟(UEFA)は4日、ロシアが編入を宣言したウクライナ南部クリミアのサッカークラブに対し、UEFAとウクライナの同意なしに、ロシアサッカー協会が主催する試合に参加できないと発表した。
禁止は来年1月から。「TSK」などクリミアにある3クラブは、今年8月からロシア国内の下部リーグで、ロシアの各クラブと試合を行ってきたが、来年3月から再開される同リーグ戦での試合は難しくなった。
決定についてUEFAは、「政治に介入するつもりはない」としているが、クリミア編入をロシアが一方的に進め、ウクライナや欧米がこれを非難するなどの政治情勢を反映した形だ。UEFAはクリミアを「特別地域」に設定し、選手の育成施設の設立などに資金を提供することも決めた。
これに対し、ロシアのムトコ・スポーツ相は4日、露国営テレビのインタビューに「選手はロシアでもウクライナでも試合ができない。(クリミアの)プロサッカーを潰す決定だ」と述べ、UEFAの決定を批判した。
2014年12月05日 20時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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UEFAがクリミア半島を特別地域に
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クリミアのチーム ロシアリーグでの試合禁止
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