カラス氏がモルドバ代表監督に復帰

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    2012年01月10日 14:09 visibility242
イオン・カラス氏がモルドバ代表監督に復帰し、2014年FIFAワールドカップ予選で同国を指揮することになった。


FAMのパベル・チェバヌ会長(左)と握手を交わすモルドバ代表新監督のイオン・カラス氏 ©Boris Kharchenko

イオン・カラス氏がモルドバ代表の監督に2度目の就任を果たすことになった。

カラス氏は1991年にモルドバの初代代表監督となり、EURO 96と1998年FIFAワールドカップの予選で同代表を率いていた。再就任後の初戦は、2月に行われるベラルーシとの親善試合となる。

「再び代表監督を務めるのは、私にとって大変名誉なことだ」と、モルドバでFCポリテニカ・キシナウ、FCジンブル・キシナウを率いた経験も持つカラス氏は語った。「フレンドリーで愛国心のあるチームをつくっていきたい。選手たちが最大限の力を発揮できるよう願っている」

2014年ワールドカップ予選終了時までの契約を結んだ61歳のカラス氏は、2010年にFCニストル・オタチを退団してから監督職を離れており、最近はモルドバ1部リーグで審判オブザーバーを務めていた。

UEFA EURO 2012予選グループEの10試合で勝ち点9の5位に終わったモルドバは、次のワールドカップ予選でイングランド、モンテネグロ、ウクライナ、ポーランド、サンマリノと同組に入っている。カラス氏は、このグループでの目標をすでに定めており、「少なくとも4位には入りたい」と話した。

モルドバ・サッカー協会(FAM)の理事会は、U-17およびU-19代表チームの新監督も発表した。U-17新監督には元モルドバ代表DFのオレグ・フィスティカン氏が就任。U-19チームはルーマニア人のダヌト・オプレア氏が指揮する。さらにFAMは、U-21代表チームの監督を臨時で務めていたアレクサンドル・クルテイアン氏と正式契約を結んでいる。

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