サポーターグループ、開催都市訪問を開始
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2012年01月30日 10:18 visibility109
UEFA EURO 2012本大会でファン向け施設の運営に関わるサポーターグループが、開催都市の代表者との会合を始める。この夏の本大会では、ポーランドのグダニスク、ポズナニ、ワルシャワ、ウロツワフ、ウクライナのドネツク、ハリコフ、キエフ、リビウの合計8都市で試合が行われる。
この会合の目的は、本大会に際してフットボール・サポーターズ・ヨーロッパ(FSE)の主導で設けられる「ファン大使館」サービスの最終準備だ。またこの会合は、大会のスムーズな運営のため、サポーターグループと開催都市により、あらゆる事前対策と計画が策定されていることを示すものでもある。
開催都市すべてに設置される予定のファン大使館は「ファン文化に敬意を──ファン大使館」というスローガンを掲げ、建設的かつ平和的なファン文化の推進を目的とし、大会の華やいだ雰囲気のさらなる盛り上げを図る。
FSEが主催する今回の会合は、ポーランドの政府機関PL.2012、青年・スポーツ向けウクライナ国営サービス、全ウクライナ・サポーター協会、開催都市の代表者、全8つの開催都市の常設式ファン大使館のスタッフの協力により開催される。
会合には共催国の地元運営委員会(LOC)、各開催都市の代表者、安全対策および警備担当官、警察当局、そして移動式および常設式のファン大使館のスタッフも出席する。ここに出席したサポーターグループが、EURO本大会では移動式のファン大使館を運営することになる。第1回目の会合はキエフとドネツクで開催中で、イングランドのフットボール・サポーターズ連盟(FSF)、キャンプ・スウェーデン、ファンズ・エンバシー・フランスが参加している。
今後数週間のうちに、さらなるミーティングが計画されている:
1月30日-2月3日:ウロツワフとワルシャワ。参加団体はチェコ・ファンズ・エンバシー、ファンズ・エンバシー・ロシア。
2月6-10日:ポズナニとグダニスク。参加団体はプロジェット・ウルトラ(イタリア)、CEPA(スペイン)、人種差別にレッドカードを(アイルランド)、FLO (UMKI)(クロアチア)。
2月13-18日:リビウとハリコフ。参加団体はKOS-ファンプロイェクテ(ドイツ)、デンスク・フトボルト・ファンクルバー(DFF、デンマーク)。その後の話し合いにはサポーターズクラブ・オランイェ(オランダ)も参加予定。
会合と並行して、各開催都市やスタジアムのツアー、ファンゾーン視察、常設式および移動式のファン大使館の設置予定場所のチェックも行われる。ファン大使館の運営チームに、大会期間中の「我が家」となる場所になじんでもらうことが目的だ。また、出場国のサッカー協会でサポーターとの連携にあたるスタッフや、EURO出場国の大使館職員も参加している。
FSEでファン大使館プロジェクトの取りまとめにあたるトーマス・ガスラー氏は、以下のように述べている。「今回の開催都市訪問は、12月のポーランドおよびウクライナのガイドサイト開設に続くもので、今夏の本大会での最高のファン大使館運営に向けた準備に関する次の大きなステップと言える。ハードな1カ月となるが、我々はこれを楽しみにしている。また、欧州中から集まったファンの代表団が開催都市を訪ねることで、各都市への理解を深め、EURO 2012に向けた準備を整えることを期待している」
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- 事務局に通報しました。
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