シャフタル、苦難に耐えドロー=ウクライナ情勢に揺れる-サッカー欧州CL

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    2015年02月19日 09:20 visibility63
【ロンドン時事】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦で17日、シャフタル・ドネツク(ウクライナ)が前々回覇者のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と0-0で引き分けた。苦難を乗り越えて試合に臨み、強豪の猛攻に耐えた選手にホームの観客から惜しみない拍手が送られた。
 チームはウクライナ東部ドネツクにあるドンバス・アリーナが本拠地。しかし、この日の試合はドネツクから約1000キロも離れた同国西部のリビウで行われた。
 ウクライナは政府軍と親ロシア派による衝突で、東部の情勢が悪化。国内のリーグ戦で5連覇中のチームは本拠地が砲撃を受けるなど、現在は首位ディナモ・キエフから勝ち点5差の2位に甘んじている。
 さらに、国内リーグは冬季中断中で、公式戦は昨年12月に行われたCL1次リーグ最終戦以来。ルチェスク監督は「きょうはパフォーマンスにも結果にも満足している」と選手をたたえた。
 チームは4大会前のCLで、ローマ(イタリア)を破って8強入りしたこともある。同監督は「今回の状態はベストからはほど遠かった。ただ、そうした問題を変える時間はある」。3月に敵地で行われる第2戦に向け、言葉に力を込めた。 (2015/02/18-15:43)

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