
高校サッカー開幕戦☆国学院久我山vs東海大五@国立競技場
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sweet
2011年12月30日 23:16 visibility1309
国学院久我山(東京B代表)
東海大五(福岡代表)
結果は2-1で国学院久我山の勝利。
得点経過は
前半8分 富樫佑太(国学院久我山)
前半32分 柴田錬(東海大五)
後半29分 右高静真(国学院久我山)
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開幕戦から見応えたっぷり☆
スタンドを何度もどよめかせてくれたこの試合。
現地でまず目にとまったのは背番号10を背負う久我山の右高くん!
右高くんは、まるで彼のその名を集まったサッカーファンにアピールするかのように、
「右」の「高」い位置で次々にボールを仲間から呼び寄せると、
巧みな足元のテクニックと卓越したパスセンスで次々に東海大五のゴールに迫り観客を盛り上げる。
先制点が生まれたのも、横浜Fマリノスジュニアユース出身の右高くんが得たセットプレーからだった。
セットプレーからのこぼれ球から右SBの小比賀くんが右クロス
これをゴール正面からFW富樫くんが頭で合わせてゴール!
ピッチ上は、フラッグが東から西へピシッとたなびくほど強い風
風上に立っていた国学院久我山はその自然の力さえも味方にし、パスサッカーでさらにリズムを引き寄せようとする。
でも
「何が起きるかわからないのがサッカー」(開会式での小倉会長)
25分にビッグチャンスを逃した久我山に対し
32分、バイタルエリアで東海大五の背番号8大石くんにフリーでボールが入る
立ち止まる大石くん。
そのとき東海大五の監督から聞こえてきた指示が
大石くんを動かした!
「運べ!!」
大石くんは監督のその言葉を受けると
右前方の背番号7佐藤くんへとボールを繋げる
そして佐藤くんのスルーパスを背番号9柴田くんがしっかりとゴールに押し込んで同点に。
☆☆☆
攻撃陣の目立った前半と比べて
後半は守備陣たちの活躍の場となる。
あまりに人数をかけて重なっていて
私は現地にて誰がいつブロックしたかを記録してくることはできなかったけど
猛攻→ブロック→猛攻→ブロックの場面が繰り返されるや
スタンドは沸きに沸いた♪
流れは後半風上にたった東海大五に傾きつつあったように思う。
それでも
試合を決めたのはやはりこの選手だった。
仲間の巧みな抜け出しからトップスピードでボールを受けると
前に出てきていた東海大五のGK中西くんとの1vs1からしっかりと右高選手が勝ち越し弾!
これが決勝点となり国学院久我山の勝利☆となりました。
読めない試合でした。
プロのサッカーと違って40分ハーフ
たったの5分のちがいなのかもしれませんが
その5分のちがい
言葉ではあらわすことができませんが
リサさんゆーさんと三人でその大きさを感じさせられた試合にもなりました。
東海大五は敗れはしましたが
彼らの「声」は素晴らしかった。
人数は地元東京の国学院久我山の10分の1にも満たなかったけど
応援のその声も負けませんでした。
また監督の声が
立ち止まった選手を前に向かわせ
ゴールに繋がったこと
あの場面にもすごく感動させてもらいました。
これから試合を迎える高校生たちは
勝たなくちゃだとか都道府県代表だから綺麗にいいプレーをしなきゃとか
プレッシャーを感じてかたくなっているかもしれません。
でも高校サッカーを見にくるファンたちの印象に残るのは
上手い選手だけ
ではありません。
今日も勝者の久我山の上手い選手たち、小比賀くんや右高くんにも目はとまりました。
だけど今日私たちが覚えて記憶に残っているなかには
危なっかしさたっぷりだったけど飛び出して守備をしていたGK中西くんや
そのGKの前でブロックしまくっていた福島くんたちDF
それに
キャプテン10番の藤山くんの名前もあります。
全力でプレーする姿
明日からの試合もそんな姿こそ
いっぱい見られたらいいな!と思っているサッカーファンもいっぱいいるということを忘れずに
伸び伸びといま出来ることを全力で示して
全国の舞台でサッカーを楽しんでいってほしいと思いますo(^-^)o
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