
栃木県民のうた
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sweet
2010年06月05日 20:08 visibility1377
以前、ここでちょこっと触れた
『栃木県民のうた』
栃木SCの試合前には必ず皆でこれを斉唱してます。
タイミング的には選手入場・集合写真が終わって選手が円陣を組んでいるころに歌われています。
松田監督はいつも一緒にそれを歌ってくれてます。
いつの試合だったかな?
国際試合の国歌斉唱のときのように
ベンチメンバーまでstand upして歌ってくれていた光景も見ました。
JFL時代から在籍する悠介選手はじめ、
サポーターの斉唱が終わるや円陣から高らかに拍手をしてくれる選手たちの光景に毎度グッときます。
こんなことを書くと
気分を悪くしてしまうサポーターもいるかとは思うのですが
初めて、試合前に栃木県民の歌をうたう栃木サポーターを見た他チームの友人たちが結構これにカルチャーショックを受けていました。
実は私もそうでした。
他クラブにも、試合前に必ず歌う歌があると思いますが
それはチームのうたであって
こうした県歌を歌っているチームは他には無いのではないでしょうか。
レイソルの「柏バカ一代」は
試合参戦5〜6試合目に歌えた自分も
これは半年くらい歌えなかったです。
歌が難しいからという理由とかじゃなく。
サッカーチームとしての栃木SCが好きなだけで、
別に栃木県に特別な感情は無い
なのに何故試合前に県歌を歌わなければいけないのか
このサッカーチームは栃木県民のためだけのチームなのか
他県民は応援しちゃいけないのか
今にして思えば
そんな「ウザイ」考えをいっぱい持って拒否反応を起こしていた自分でした
(^_^;)
でも
それは
純粋に感じていた
当時の自分の本当のキモチです。
それがいつから変わったのか
れは
松田監督が県民の歌を
ひとつのアイデンティティと言ってくれたことからでした。
栃木県の人たちにとって はじめてのJリーグチーム
それを誇りに
栃木県民の人がたくさん集うスタジアム
そこで歌うコレはアイデンティティだと。
松田監督はよく、「栃木の人のために」勝ちたいと言ってくれています。
他県民サポーターの自分からするとジェラスするくらいうらやましい言葉です。
ごちゃごちゃ考えていた自分の「ウザイ」こだわりは消えました♪
国際試合で対戦相手の国歌を聞いたあとのような
リスペクトのキモチで
歌い終わったサポーターに自分も拍手を送るようになりました。
そして
いつかの昨年のアウェイ
一緒に歌いながら
泣きそうになっていた自分がいました
栃木SCが好きなだけ!
栃木は別に・・・
そう思っていたそれまでの自分が
いつの間にか
栃木そのものに愛情を感じるようになっていました。
栃木県民の歌を
相手国の国歌を聞いているかのように
他人事のように拍手を送っていただけの自分から
日本代表の君が代斉唱以上に
魂をこめて栃木県民のうた歌うように・・・。
この1年の間にすごく変わりました。
きっかけを与えてくれたのは
やっぱり松田監督の
アイデンティティという一言
自身も栃木県民では無い松田監督が
栃木の人たちのために!
とハッキリと言ってくれたことだと思っています。
いま、栃木は好調な結果を試合で出し続けています。
でも
スタジアムに来るサポーターの数は
増えていません。
栃木の人のために
そう言って戦ってくれている松田監督
チームの土台作りを得意とし
一度既存のものを全部取っ払い、ゼロからチームを作り上げる
そして必ず最後に目標を達成させ
また次のチームへと渡り歩いているこの監督
たぶん
再来年か、早ければ来年か
「目標」を成し遂げたたこの監督は
また求められる別の場所に行くことになるのでは。
栃木のサポーターが願えば、栃木をファイナルデスティネーションとして残ってくれることもあるかもですが
でも、
栃木の人のために勝ちたい!と言ってくれているこの監督が確実にいる今
栃木県民の人にたくさん足を運んでほしい!
と思ってしまいます。
決して華々しい雰囲気があるスタジアムでは無いけども
昨年からずっと
飽きっぽいこのsweetさえも飽きさせなかった・全然勝てないときでさえも面白かった・ いろんなサッカーに後ろ髪をひかれつつもこのチームの試合だけは外せなかった
そんなサッカーバカが本能で惹かれる魅力が、このチームにはあります。それは紛れもないリアルです。
だから、今この栃木に住んでいる方たちにたくさん松田監督が率いるこのチームの面白さを生で見にいってほしいと思ってしまいます。
そんなことはココに書いていてもダメなのかもしれないけど
そうした思いを
栃木の人にもっと伝えられたらいいのになと思います。
駅でサポーター&選手たちで告知活動でもするべきなんですかね。
ともかく、何かしたい!
でも何をしたらいいかが良く分からない。
この辺りは
他チームがやっていることを
個人的にも生で調べに行ってみたいと思うし
これを読んでくれている栃木サポーターの友達にもお願いしたいし
他の方からのアイデアも貰えたらと思います!
えっと・・・
県民の歌が好きになったもう一つの理由
それは、実際スタジアムで「人」にあって触れあって栃木の人が好きになったからだと思います!
もちろん栃木県民に限りません☆
栃木SCに「集まる人」が好きになってきたから
ぶっちゃけ・ぶっちゃけ・・・
昨年までのサポーターはいつもグリスタで会う仲間やいつもいついつもアウェイに来てくれるみんな以外あまり好きではありませんでした。
ホームの富山戦で選手に対しひどい罵声を浴びせたり泣いてみせたり(^_^;)
そんな、私よりかずっと栃木SCが好きであろう栃木サポーターの殆どが直後のアウェイにすら全然来ていませんでした(T_T)
ところが
今年
岡山戦辺りからかな
今まではグリスタにはいてもアウェイも来るG裏サポーターなんて10人〜15人くらいだったのに
すごい人数が来てくれるようになった☆
毎回来てくれてるコもいるし
毎回は無理でも入れ替わり立ち替わりいろんなメンバーが来てくれるようになって
今までは言ってることとやってることが合致してるサポーターは15人くらいにしか満たなかったけど
それが増えてきて☆
アウェイで、生でその雰囲気を知ったサポーターの人たちの姿勢はどんどん変わっていきましたね。
ちょっとのことでイライラしてた人たちも
どアウェイで戦う選手たちの姿を見て変わってきた☆
どうしたらもっと選手たちのサポートが出来るか
どうしたら楽しくなるのか
彼らなりに一生懸命トライするようになってきて☆
周囲からの批判もあるみたいだけど
私はやっぱり何だかんだ言っても現地に来て
チームのために一緒に一生懸命やってくれてる彼らをリスペクトするし
それでも変えていきたい!という強い意思があるなら
それ以外の人たちもどんどん現地に足を運んで
彼らと対等に語れる環境を自分たちから作らないといけないと思ってしまいます。
試合には行かない
でも意見を言いたい
だからホームで意見を言う場所を作ってほしい
そんな甘えたことは、一般社会でも通らないし
ましてやサッカーみたいな常に現地でリアルを追う
世界にはあり得ないと私は思います。
批判するより先にまず自ら動く
その上で意見する
そうしたフェアな環境じゃないと自分自身きもち悪いはずです。
話しが思いがけず重た〜くなりそうなのでこの辺で!
好きで見に行ってるサッカーで
イヤな思いしてるなんてバカみたい!
サッカーにあまり関心のない母上が
かつての私に言ってくれた言葉がこういうときいつも蘇ります(笑)
チュンソンがいつかミノルと日立台のお立台で言ってくれた言葉じゃないけど
「サッカー楽しいんで!」
ほんと、
サッカーを楽しむキモチをいつも忘れちゃいけないなと思います。
enjoy football !
やっぱり基本はそこ。
今ある場所がどこであれ
どこのチームと過ごしていようが
一生そこだけは子供のときからサッカーと向きあってきた自分たちだけでも無くさずに変わらずにいたいです☆
大切なものはいつも見失なわずに☆
ではまた明日!
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- 事務局に通報しました。
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