★ヤクルト5-10阪神★林と喜田・その後の運命を分けた試合【2005年10月1日】
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隊長53
2007年05月21日 02:17 visibility111
林と喜田・その後の運命を分けた試合【2005年10月1日】
2005年10月1日(土) 対ヤクルト 21回戦 神宮
ヤクルト5-10阪神
優勝から2夜明けたこの試合。
阪神は、大きくメンバーを入れ替え
若手中心のオーダーを組みました。
1中 赤星
2遊 鳥谷
3右【林】
4左 金本
5三 今岡
6一【喜田】
7捕 浅井
8ニ 藤本
9投 安藤
注目は、3番と6番にそれぞれ入った林選手と喜田選手。
この年、ファームのクリーンナップを任され大活躍した両選手。
この試合は消化試合とは言え二人には、
今後の1軍での活躍、そして将来を占う大事な1戦となりました。
そして何よりも重要なのは、この時点では、
平等にチャンスが与えられたという点です。
では、二人の成績を見てみましょう。
1回表
1OUT 2塁 【林】 2-0より センターヒット S0-0T
1OUT 1・2塁 【喜田】 1-2より ファーストゴロ S0-2T
3回表
1OUT 【林】 1-2より ファーストゴロ S0-2T
2OUT 1・2塁 【喜田】 0-1より セカンドゴロ S0-2T
5回表
1OUT 2塁 【林】 2-3より フォアボール S0-2T
2OUT 【喜田】 2-2より センターヒット S0-5T
6回表
2OUT 3塁 【林】 2-2より ライトタイムリーヒット S0-7T
7回表
1OUT 【喜田】 2-3より センターフライ S5-7T
その後交代で2人の打撃成績はここまで。
林 :4打席3打数2安打1打点
喜田:4打席4打数1安打
成績だけ見ても差が出たのは分かるのですが、
中身を見るとさらに2人が差が明らかになりました。
チャンスに尽く凡退の喜田選手に対して、
チャンスにきっちり結果を出した林選手。
さらにこの日は1塁内野で見ていたのですが、
(何故1塁ヤクルト側かって?
胴上げ候補日だったので1塁しか取れなかったんだよぉ)
打球の中身が違いました。
ライナー性のするどい当たりを飛ばす林選手に対して、
力むあまりポップフライしか打てない喜田選手。
鳴尾浜ならネット直撃の鋭いホームランをガンガン飛ばせる
喜田選手もさすがに1軍の試合ではこうなります。
この時に勝負あったと私は感じました。
もちろん素人の私がこう感じるぐらいなので、
プロが見ればその結果はあきらかでしょう。
その後も使われ甲子園でも本塁打をかっとばした林選手。
そして、2006年に1軍でブレイクし、今年の大活躍に至る林選手。
一方、2006年は、そのまま2軍ぐらしで、
今年も1軍には上がれなかった喜田選手。
そして、広島へトレード・・・
まさに明暗を分けた1戦となったこの試合でした。
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