★2007年を振り返る★大満足バージョン

皆さん、こんにちは。
隊長５３＠虎検定本購入
です。

12月。2006年も残りあとわずか。
名残惜しんで今シーズン野球界の１年を振り返ります。
では、面白くない！
2006年を振り返るだけでは誰でもできるので、
私は、2007年を（予想して）振り返ってみます。

という訳で、先週お届けした「2007年を振り返る」
今日は、最高の想定「大満足バージョン」をお送りします。

＝＝＝＝2007年を振り返る(大満足バージョン)＝＝＝＝＝

優勝確率５０％以上の期待に応え、
見事セリーグＶを果たしたタイガース。
2006年とは逆に終盤にドランゴンズに追い込まれるという展開でしたが、
最後は見事逃げ切りました。

Ｖ奪還、最大の原因は、
2006年終盤に驚異的追い上げをした事からくる自信でした。
少々のことでは動じず見事なまでに大人のゲーム運びを行いました。

リリーフ陣の酷使は、ここ数年言われていましたが、
ＪＦＫの形の拘りを捨てた首脳陣。
柔軟な投手起用でリリーフ崩壊から逃れました。
また、豊富な左若手先発投手陣も見逃せません。
ヤンキース井川の穴を埋めるどころか、
左投手王国と言われるまでに皆成長しました。
江草、能見、筒井の先発３本柱が確立し、
中村泰、岩田もセットアッパーとして活躍しました。

攻撃側でも若返りが上手く果たせました。
特に一芸に秀でた控え陣の充実がすばらしかったです。
若手投手専用捕手・狩野の成長、
内野守備要員・大和の成長、
代走要員・赤松の成長、
左の代打の切り札・喜田の成長と
レギュラーでなくても十分活躍の場が与えられ、
その期待に彼らは見事に応えました。

日程的にも、恵まれました。
魔の１６連戦！！！は、９月の台風の影響で雨天中止が多く、
結局、５人で先発を回せる程の楽な日程でした。
また、

お盆8/14〜8/19の大阪ドーム６連戦
のおかげで、死のロードも完全消滅。
厳しい真夏ロードをドームの涼しい中で試合をできたのは、
本当に助かりました。
６連戦は、中日戦３タテを含み５勝１敗。
優勝に向かって弾みをつけました。

また、得意の交流戦もエース級の投手との対戦を避けれたのがラッキーでした。
投手力が優れている３強に
タイガースが、
対Ｈ：和田、和田、大隣、杉内
対Ｆ：ダル、ダル、金村、金村
対Ｍ：清水、渡辺、久保、久保
とエース級以外に楽な投手とも対戦したの対して、
ドラゴンズは、
対Ｈ：斉藤、斉藤、杉内、杉内
対Ｆ：ダル、ダル、八木、金村
対Ｍ：清水、清水、久保、小林
とほぼエース級との対戦でした。

タイガースの勝利の要因は、
取りこぼすことなく下位チームからきっちり勝利したこと。
一方、中日はタイガース戦こそ勝ち越したものの、
下位チームとの試合で取りこぼしが目立ちました。

悪名高きプレーオフでも、タイガースは、見事勝ち抜き。
甲子園を使用できなかったが、スカイマークでも十分盛上がりました。

結局、日本シリーズも制覇し、
ペナントＶ制覇と合わせ真の日本一に。
パリーグ３位から勝ち上がったライオンズが日本一という
最悪な事態は防ぐことができ、事なきを得ました。
しかし、ポストシーズンゲームの見直し議論は、今後も必要です。

新庄引退、松坂メジャー流出などでプロ野球観客動員の低迷も心配されましたが、
オリンピックやワールドカップもない年だったという追い風もあり、
観客動員を順調に伸ばしました。
タイガースの観客動員は、今年もアップ。
最後までペナントレース争いをしたところまでは
2006年とは変わらなかったのですが、
お盆大阪ドームが連日超満員。
交流戦雨天中止振り替え試合もなく順調に試合を消化できたことが要因です。
台風シーズンに流した試合も終盤の胴上げ試合（10/3スカイマーク）前後

に流れたため、最後まで満員が続きました。

ＴＶ中継平均視聴率も巨人戦は悪化しましたが、
北海道、東北、東海、関西、九州地区での地元球団の試合では
視聴率を伸ばすという結果になり、
ＴＶ中継を含めた野球ビジネスあり方を考えさせられる結果となりました。

いろいろなことがあった2007年。
タイガースにとって最高の結果に終わりました。
ここ数年地力をつけ、当たり前のように優勝争いをしており、
もう昔のような情けない虎の姿に戻ることはないでしょう。
完全に２強と化したセリーグ。
2008年は、連覇の壁を破って欲しいです。

以上

＝＝＝2007年を振り返る(大満足バージョン)終わり＝＝＝＝