★戦略ミス★最後の最後で詰めを誤った先発ローテション再編成・・・

  • 隊長53
    2007年09月23日 11:56 visibility142

先発投手が強い順に
A→B→C→D→E→F
が、いたとしましょう。
Aが最強、Fはイマイチで、
上位の先発投手は下位の先発投手にはほぼ投げ勝つとします。
この6人は、それぞれ
アというチームにACEが、
イというチームにBDFが所属しているとします。
そして、アとイが1カード3連戦を戦うとします。


先発投手力が劣るイの監督は、どうすればよろしいでしょうか?


一番やってはいけないのが、
A対B
C対D
E対F
という対戦です。
単純に強い方から先に並べただけ。
これでは、イのチームは3連敗します。


理想は、
A対F
C対B
E対D
で、初戦は落としつつも残り2戦で勝つ
という戦略です。


どうせ負けるのだから、
万が一勝ったらラッキーぐらいの気持ちで、
最強のAには、Fをぶつけるが最善です。
逆にBは絶対Aにぶつけてはいけません。
それ以外ならBは勝てるのですから、
相手がAを初戦に持ってくることが分かってるのなら、
Bは2戦目、或いは3戦目に持っていくべきです。


さて、何が言いたいか薄々感じてらっしゃるでしょうが、
今回の神宮3連戦。
もちろん先発投手力が弱い阪神はイのチームです。
相手のヤクルトには、
A:グライシンガー
がいます。
そして、初戦に投げてくることは誰もが分かっていました。
そこで、阪神が取った作戦は、
B:安藤
をぶつけてしまったのです。
ここはセオリー通り(ローテーション通り)に
F:杉山
をぶつけるべきでした。

杉山の場合、評価はF級ですが、たまにAを通り越してS級の活躍をします(笑)
もちろん大炎上の可能性は高いですが、相手はAなので負けて仕方なし。
それより、B(安藤)で負ける方がよっぽど痛手でした。
確かに安藤も炎上したので、2戦目に投げてもダメだったかもしれませんが、
ほぼ確実に炎上する杉山よりは確率論から言っても数段マシだったでしょう。


この2戦目を落としたのは本当に痛い・・・
神宮3連戦は、
●○○でよかったのに、
最悪●●●になってしまうかもしれません。
(そうならない為にも今日の上園にはがんばってもらいましょう!)


しかし、ボーグルソンを無理に中4日で巨人戦に持っていった
ローテションの再編成ですが、嫌な予感が的中してしまいました。
最後の最後で詰めを誤った感じとなり非常に残念です。

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